太鼓のことに限らず、思ったことを書き綴ります。

 

2003年

2003/12/30(火)

師走三十日、我が家では餅つきです。この時とばかり七人家族がそれぞれの役割で四苦八苦。かまど係が持ちつきの様子に見入ってると、お婆ちゃんが「ほら、へっつい(かまど)の火を見てなきゃ駄目だよ。この暮れに火事にでもなったら大変だい。」とか、こっちではお母さんが「食べてばかりでなく”あんころ餅”早く作りな。」長男は慣れない手付きで杵を大きく上げれば臼の縁にカチン!「ほら、杵がささくれ立っちゃったよ。」とお父さんがナイフで修理。まことに賑やかな一日。
でも、この賑やかさが無くなっては味気ないかもしれない。今年もとっても賑やかな一年だった。

 

2003/12/16(火)

先日お昼のラジオ番組を聞いていると、ある小学校で定期的に「鉛筆の供養」を行っているとの事。これは生徒一人ひとりが鉛筆を丁寧に使いきり、残り2〜3センチになったものを集め、我が身を削って人の為に貢献してくれた鉛筆に対して、手を合わせ供養するとの内容でした。気軽に使い捨ててしまう世の中、物を大切にしようとする 心、そして感謝する気持ちを芽生えさせる第一歩だと感心させられました。
 このような話を聞き、自分は人として生きて行く中で、どれだけ世の中に貢献できているのかふと疑問にかられました。先ずは自分でできることを実践しようと思う 。

 

2003/11/16(日)

結成20周年記念演奏会が終わり、今日は本当に充実した一日でした。
見に来てくれた人、本当にありがとうございました。振り返れば25歳で太鼓を始めもう20年が過ぎたわけで改めて年月の経過の早さを実感しました。今45歳となり大太鼓を打つにはちょっと疲れるかなと感じますが、若いメンバーのパワーをもらいながら頑張っていられるのだと思います。
太鼓は若さを保つ秘訣ということでしょうか!

 

2003/10/14(火)

皆さん、どうもご無沙汰してます。すっかり雲も高くなり秋の気配になってきましたね!運動会も終わり紅葉狩りの計画をたてている方もいらっしゃることでしょう。でも今日は雨。この日記を記入している今も結構音を立てて降ってます。
一月先に控えている演奏会の準備も着々と進んでいます。広報活動やチケット販売、照明の打ち合わせ等、会員皆が大忙しです。そうそう、チケット買ってくれる人はメールをくださいね。後日連絡させていただきます。
あとは曲の完成度でしょうかね。皆さんに認められ、芸術へと昇華できる日を夢見て止みません。

 

2003/08/27(水)

今年の夏はちょっと変に思いませんか?冷夏と思いきや8月の終わりになっての酷暑。というわけで各種納涼祭がありましたが何だか季節はずれのイベントみたいな感じがしてしまいました。生ビールも気が抜けているようで・・・・・。「夏はこうであるべき」との思い込みがあるのでしょうか。これから納涼祭が始まるかのようです。変に思っているのは私たち人間だけではないようですね。家の栗などは茶色く色付き、いがが割れて落ちていました。館林の寒桜も咲いているとか。

 

2003/06/17(火)

朝、目覚めると雨がしとしと降ってました。こういう日は何だか陰気くさくていやな感じですね。気持ちが塞いでしまうような感じです。でも、梅雨だから仕方ないですね。
今日は午後からの仕事なので、響秋5へご来場の方々からの叱咤激励のアンケートを読ませていただいています。中でも、演奏中に掛け声があっても良いのではとのご意見がありました。これは、作曲者の意図する所での掛け声と、演奏している中で気持ちが高揚して自然と発する声と両方あるのだと思っています。
太鼓の音圧と、打ち手の体から発する声と表情が観客の皆さんに伝わった時、その曲は魂のこもった曲となって聴いていただけるのだと思っています。
とっても参考になるご意見をありがとうございました。今後も、前向きにプラス指向で対処して行きたいと思っていますので叱咤激励のお言葉をお待ちしています。

 

2003/06/4(水)  生中PTA広報へ寄稿したものです。

時の武将、新田義貞が鎌倉幕府を打倒する為に挙兵した地、新田町に和太鼓の一打が響いたのは今から20年前のことでした。当時の町長が非常に和太鼓の響きを好まれ、勇猛果敢なる新田義貞の精神を、次代を担う若者に継承し健全な青少年の育成と町の発展を願って和太鼓の会を発足したのが始まりでした。当時のメンバーに加え、現在では男女合わせて32名に及ぶ会に発展しています。毎回手に汗を握りながらの練習は週2回ですが、切磋琢磨しながら人の心を惹き付けて夢中にさせてしまうような音作りや演奏を追及しています。また、県内外で和太鼓のチームは年々増え、そうしたチームとの交流も盛んになっています。和太鼓の「和」とは正に人との和であると考えています。少しでも和が 保たれなければ調和の取れた音作り、演奏はできなくなってしまう事を20年経過した今、改めて感じるところです。これはどのような環境でも言えることではないでしょうか。一人ひとりの力を合わせることで大きな成果を得られるのだと思います。
 また同時に次代へこの素晴らしい和太鼓と力強い精神を残していくために小太郎組という小中学生で構成するチームの育成にも手掛けています。「礼儀正しく明るい元気な子供」をスローガンとして32名の子供たちが生品公民館で毎週月曜日に練習しています。今では子供太鼓フェスティバルをはじめ、夏まつりに出演する程に成長しています。是非、明るい元気な子供たちの勇姿を見に来て頂ければと思います。また、この子供たちが成人した時に「小太郎組で頑張ったね。そういえば大きな声で挨拶させられたね。皆でバーベキュー楽しかったよね。」と懐かしく思い起こしてくれたら、この上ない喜びです。
私たちは和太鼓を通してお互いを認め合い、協調性や協力性を築き、生き生きと社会生活を送れるよう貢献して行きたいと考えています。

 

2003/04/16(水)

今日はとても暖かな一日だった。数ヶ月ぶりに金龍寺から金山山頂に登った。いつ来ても綺麗に整備されている。来るたびとても爽やかな気持ちになれる。途中、鶯の鳴き声も聞こえてくる。伐採された赤松の年輪を数えると120本は確認された。小さなツツジの花も咲いている。中腹から太田市の町並みがよく見える。歩きだからこそ味わえる体験だ。身近な自然の変化が手にとるようにわかる。一人で来るのが何だかもったいない気がする。モータープールに着くと、くす玉を割ったように桜の花びらが舞っていた。
【金山からの眺望はこちら!JPG画像640×480】

 

2003/04/05(土)

どこでもIT化が進み電子メールでのコミュニケーションが盛んだ。顔を見合わせての会話がどんどん減っていき行く先どうなるのかと思う。便利な生活を送れるようになる反面、人との触れ合いが希薄になるような気がする。職場でも出社するなりメールを確認。朝礼などありゃしない。以前は皆の顔を見ながら連絡事項を確認しあったのに。今ではパソコンがパートナーだ。

 

2003/02/25(火)

「会員の気持ちが一つになった姿を・・・」と書いたものの大変なものをお見せすることになってしまいました。自信の無さが伝わって来ちゃいましたね。もっとビート(拍)を感じさせる打ち方、太鼓を鳴らしきる打ち方を今後の課題として会員一丸となって頑張っていきたいと思います。

 

2003/02/10(月)

立春を過ぎ、あたたかな日が多くなってきました。太鼓の練習にも力が入る季節ではないでしょうか。私も練習から遠のいていますが若手が頑張っているようなのでほっとしているところです。内心は汗が止まらなくなるほど体を動かし、気がすむまで太鼓を打ちたいと思っているのですが・・・・・。
今月の23日には足利市でコンサートを行いますが、会員の気持ちが一つになった姿を是非大勢の皆さんにご覧になっていただければと思います。

 

2003/01/01(水)

あけまして、おめでとうございます。輝かしい新年をお迎えのことと思います。
私、元旦といえば毎年恒例の実業団駅伝大会ですが、コース変更で応援の太鼓出演に出られなくなってしまい、大変残念に思っています。もう一つの楽しみでもある年賀状を見ながらのテレビ観戦というところであります。
年賀状といえば筆不精のせいか、今年はとためらうむきも有りますが、頂いたときの楽しみと皆の新年に向けての決意を読ませて頂き、改めて心新たにする私であります。今年は「初心 忘れる べからず」を念頭におき頑張っていきたいと思います。