お疲れ様です。
やっと出来ましたので聞いてやってください。
19日(日)05:00クーラーが寒すぎたのと二日酔いで頭が痛いのと、いやな汗をかいていたので起床!
このままでは、柳沢峠どころかスタートも出来そうにないぐらい気持ち悪かったので、
トイレに行き、指を突っ込み、胃の中のものをある程度出し切り(お食事中に見られたら、すみません)
温泉に浸かり1時間位ウトウトしながらいやな汗を出す。
それから小一時間、二度寝「飯だぞと」起こされる。
08:00食事の部屋に行きご飯を少しでもと食べようとするが、全然体が受け付けない、
ご飯をなんとかおでんの具みたいなおかずで一杯とワインゼリーを2つこれでおしまい。
あとは登りながら補給しようとサイクルジャージにカロリーメートを詰め込む。
(この事態は想定外の為、ゼリー系の補給食は用意していなかった。)
09:00会社の人間に挨拶し腹を決めて輪行袋はわざと同僚の車に置いてきた、
背水の陣ではないが少しでも荷物は削りたかった。
ということで荷物は携帯とお金と補給食をサドルバックとサイクルジャージに詰め込み柳沢峠に出発!
頂上まで約18q、最初の6qは直線500m位、見渡せる勾配6〜7%(推定)を二日酔いで、
いやな汗ポトポト時速12km位で登る、
6q地点のハッピードリンクショップ(山梨県にある激安の自動販売機)でポカリをゴクリ!
「アマーイ」水を追加購入し半分に割って飲み、大体3分割に分けて登ろうと作戦を決め、再スタート、
途中から峠道らしいコースに変わる、
勾配は相変わらずだが折り返しのところで急勾配になる8〜9%だろうか?
時速は8〜9km、真っ直ぐ登ってはきついのでスタンディングで斜めに登り足への負担を軽減し登り、
折り返して真っ直ぐの道で水分を取りながらシッティング、
ギアを重めにダンシングと繰り返しでひたすら登る。
こんな登り方でいいのか?
そういえばまともな峠を攻めるのは初めてだった!
色々試しながら登ってみる、
ボトルの水が少なくなってきていたが、
ちょこちょこ自動販売機があったので無くなったら買えばいいやとスルー
(目標の距離を稼ぐ前に途中で止まって気持ちが萎えるのが嫌だった。)
途中で秩父多摩甲斐国立公園の看板を確認する(この時点で気付くべきだった)
若干肌寒くなってきたが心地よかったので14km地点でトンネルが増えてきたので休憩し
前照灯とテールランプを点灯、
余談だがこの辺の橋は平成15年〜20年位の竣工年度が刻まれているので
やまぼうさんが走られた時と道が違って多分、新しくなって舗装は凸凹が無く辛かったが走りやすかった。
残り少ないボトルの水を全部飲む、そういえば途中から全然、自動販売機が無くなっていた・・・
「しまった!国立公園内だから多分自動販売機が設置されてないんだ」と気付いた時は後の祭り、
頂上まで推定4km、平地であれば、二日酔いで無ければ、大した事は無いのだが、
最悪下のほうに流れてる小川の水を飲もう
(確か北海道ではエキノコックス症に感染するが内地では大丈夫だったよなー)と気を取り直し再スタート、
先ほどと似たような道を登りトンネルに入った時に後方の車をビクビクしながらやり過ごし
(テールランプは見えていますよね!ドライバーさん、安全運転頼みます。)
と念じながら登り11:00柳沢峠に到着!
売店に駆け込みスポーツドリンクと水を購入、ハーフ&ハーフでゴクゴクと生き返る、
山梨側からは私しかいなかったが一人二人と奥多摩方面から登ってくる、
「どちらから来られたんですか?」と話しかけ今後の道の様子を教えてもらったが、
ひたすら下った後に若干の登りはあるが、きつくないですよと聞きほっとする。
この頃になってくるとちょっと頭は痛いが、
いやな汗が心なしか心地よくなり腹も減ってきたのでエセカロリーメートを口に頬張り
やまぼうさんの教えの通り水分と一緒に流し込み充電完了!
出発しようと思ったら「たまきさーん」とどこかで聞いた声、
会社の後輩が心配で車で追っかけてきてくれたのだ、
元気そうなわたしを確認し「帰るまでがコンペですから気をつけてと」
普段から私のイケイケな行動を心配して釘を刺し、山梨側へ消えていった。
後輩の心使いに感謝しつつスタート!
連続した峠道の下りは初体験でしたが、思ったよりスピードが出せなくて40q以下のろのろしながら下る。
理由として直線距離が短く、長くて300m位なのでスピードを出しすぎると減速しきれず
対向車と正面衝突になってしまう、
道が悪く乗り方が悪いので手がしびれてくる、トンネルが多い、
山梨側から登ったのは私だけなので前を走る峠になれたライダーがいないのでお手本がいない、
減速帯という減速をドライバーに促す、路面標示が多く滑りそうで怖い、ようは下手くそなのですが、
他にも登る途中は暑くても標高が高い所はアームカバーやらレインウェアなども用意しないと命取りだなと、
今回は色々勉強になった。
奥多摩湖を過ぎたあたりのラーメン屋で14:00遅めの昼飯のラーメンをすすりながらねりとら掲示板を見て、
むらちゃんがスイムを47分でフィニッシュしたと知る、
今の時間だと、まだバイクの途中で頑張ってるんだなと思い、
自分も頑張るぞ!と自分に気合を入れ直し、
青梅〜東村山〜新座〜朝霞と走り幸魂大橋を16:20位通過もうちょっと早く来れば、
ねりとら軍団とすれ違ったかな?と思い河川敷の道に入る、
いつもの風景を見ながら走りほっとしてきたと同時に、もうちょっと冒険してもよかったなと、
力はほとんど残っていないのにおセンチな気分になって、私の夏は終わった・・・
(自分に酔っているところなのでクレーム禁止です。)
17:00に自宅着。
掲示板を見てむらちゃんの完走を知るおめでとう!
「私も完走しました」って全然レベル違うじゃん!というわけでおしまい |