むらちゃんのチャレンジ!


     



 2011年 6月19日 第1回バラモンキング

 2010年 9月19日 セントレア70.3IM
 
 2010年 8月22日 御岳縦走チャレンジ

 2010年 7月18日 皆生トライアスロン大会











































御岳縦走チャレンジ レポート

 投稿者:むらちゃん  投稿日:2010年 8月23日(月)10時07分42秒
皆生ラン編よりもこちらが先にできました。

木曽福島からバスで田の原へ向かう、
途中車窓から、以前御岳トラで定宿にしていた旅館の看板が目に入った。
ああ、なつかしい。

登山口で登山カードを提出後、11時に登り始めた、
しかしトレランができたのはわずか、高い標高と岩や小石の急坂で登山になってしまった。
それでも登りは速く、2時間で鶴ヶ峰頂上に到着、
ビールを飲んでいるグループがいたが、ここはがまん。

御岳には5つの池があり、それも廻ってと思ったが、コースミスで一の池を見落としてしまい残念。
3の池に向う途中、崖のような道もあり、ビールを我慢で正解と思った。

宿泊予定の五の池(飛騨頂上)に向かう途中ウエストポーチのみの軽装のトレイルランナーとすれ違った。
走るのはかなり危険なところ、給水場所もないのに不思議だった。

五の池には予定よりもかなり早く3時半に到着、
なぜかベルギービールがあって、早速飲んだ。おいしかった。
夜は結構寒くなったけど、小屋はきれいで快適、
朝は日の出を見た後朝食、6時10分に出発。

5の池から濁河温泉まではずっと下り、
それも大きな岩があったりと足場も悪い、脚へのダメージを心配しながら下った。
8時半濁河温泉に到着、ここで、下山届けを提出して、ランニング開始、

ここからはひめしゃがの湯まで公共の交通機関はなし、自己責任だ。
小坂まで37km、
しかし、ひめしゃがの湯までの距離や道路事情はわからない。
30kmなのか28kmなのかわずかな距離差でも距離が距離だけに大きな違い。
すでに両膝が痛い、
しばらく下りは抑えて登りですこしばかりスピードをあげた。

しかし、だらだら登りと急な下りが続き、登りは走れなくなった、
熊出没注意やら、野ざるが駆け回るなど、恐怖、おちおち休んではいられない。
ひめしゃが温泉までの距離もよくわからず、手持ちの飲み物もわずかとなった、

暑さもひどくなってきた、
案内板などによると28km地点、でも温泉の気配などない。
どこかどこかと思い走るのだが、下りであっても走るのがつらくなってきた。
お店もないから飲み物も買えない、
ここで倒れたらやばいと思った。

やっと看板が見えたけど、温泉の場所がわからず、600mほど通り過ぎてしまったのはつらかった。
これ以上限界と思いながら、やっと温泉にたどり着いた。
まず、自販機で飲み物を買って水分チャージを行った。
残念ながらのんびりビールと食事の余裕はなく、缶ビール1杯飲んでバスに乗った。
予定どおり、高山からバスと思ったものの電車がないため、名古屋に出て新幹線にした。
名古屋や岐阜と聞くとえらく遠出したなあと思いました。

今回のコースとくに濁河からの下りはハードだし、店はなく、車すらわずかで、
熊やサルの出没も含め、ちょっと危険かもしれない。
一度でもやってみたかったことを実現できたのだから、
今回限りと思ったけど、
ビール飲んでほっとするとまたやってみたくなるのはトラ根性かな。























































皆生完走記〜前日&スイム編

ここ数年思うようなレースができなかった。
練習不足もあるが、それ以前にメンタルな面がいまいち弱っていた。

今シーズンの課題はメンタルな面をコントロールしてレースに臨みたいことだった。

レース前日
意外にも現地入りしたところからレースが始まっているといっても過言でない。
緊張などで体調を崩すこと、特に胃腸の状態を崩すことがよくあるからだ。
平日に休みとって出かけるため、仕事のことが頭にある状態で現地入りのほうが多いが、
これもストレスになる。

まずは、休みをとったのだから、仕事の悩ましいことは極力後回しにしてと思った。
案の定、携帯に悩ましい同僚からのメールがあったが、それも後回し。
なんでもないことがストレスになって胃腸を刺激するから。

また、昨年、選手受付に間に合わずそれがストレスになり、胃腸がいまいちになった。
ストレスでさらにダメージを受けないよう、余裕をもって現地へ到着した、
これも正解だった。

昨日まで山陰地方は大雨警報もあったが、梅雨も明けて一気に猛暑、外は蒸し暑い空気が漂う。
30周年記念イベントトークショウは、
マークアレンさんを招待しての超豪華版、それだけ出ても価値があった。
その後、選手説明会、
翌日の気象予報は、晴れ、最高気温33℃、湿度80〜90%と選手にとっては決してコンディションではない、

とにかく熱中症に注意とのアナウンスであった。

その対策として、前日の睡眠をよくとり、アルコールはとらない、
レースでは喉の渇きを感じる前に、水分をとるといった説明があった。
そんなわけで久々に再会した友人との夕飯だけど、ノンアルコールで、
生イワガキも食べたいところだが、万が一あたってはと大事をとって食べないことにした。

皆生のレース前夜は慌ただしい、開会式、説明会が終わると夕方、最終準備がその後で行わなければならない。
あっというまに寝る時間となった。

レース当日
4時ちょっと前に起床、ロングのレース日の朝はなぜか胃腸の調子が気になるのだが、大丈夫そう、
朝食は2種類のパンとブルーベリーヨーグルト、パンはパサパサして喉を通りにくく半分食べただけ、
ヨーグルトは食べやすく買って正解だった。
これにレッドブルを飲んで、あとはレース前の補給とスイム後の補給をすればと、
今回の朝食の食べぶりは自分としてはまずはよいほうだと思った。

会場までの6kmバイクで自走した、
途中、一人の女性アスリートが抜いていった、速い、バイク強そうと思った。
会場に到着し、受付、セッティングを終え、友達としゃべりながら、スタートを待つ、
スイムはべた凪のようだが、6時前なのにとにかく暑い、
ウエットスーツはスイムスタートへ移動する直前でないと暑くて着られない状態。

初出場の友達にバイクコースで山に入れば涼しいよ、と教えてあげた
(しかし、今回は違っていた)。

スイム編 
スイム会場へ移動したが、暑い、天気は快晴、スタート付近はべた凪、
ここは川の河口とあって、一昨日までの豪雨で透明度は悪かったが、水温は20℃で冷たくできもちがよい、
この低水温がかなり助けになったのだと思う。
ドキドキのスイムスタート、友達、昨年回収車を一緒に待った選手、初めて出場する選手、
お互いに励まし合いながら、号砲を待つ、



そしてスタート。私は典型的な初心者の好む、最後に近い、コースロープ沿いがお気に入り?の場所、
でも、もっともバトルの激しいところだ。
最初の500mくらいは、コースロープに腕が引っかかってばかりで、うまく泳げない。
さらに何度も頭を押さ付けられることがあった。

平泳ぎにしてみても、選手がひしめいていてうまく泳げない、
結構時間がかかってるみたいで、途中関門を時間内に通過できるかどうか不安であった。

なんとか関門を通過し、
ほっとして、水中に漂うクラゲ(多かった)を見ながらスイムフィニュッシュへ向かった。
岸に平行に泳ぎ、最後の岸向かって泳ぐところは、流れがあったようで、泳ぎにくい、
ここでも選手はまばらなものの、なぜかぶつかってくる。
1時間15分でゴール、
バイクトランジッションへ向かう。
バイク編へつづく

皆生完走記〜バイク編

着替えて、ベスパを飲み、バイクスタートへ向かう、
空腹感を感じたので、バイクスタート地点のエイドで、おにぎりを食べ、コーラを飲み、
スタートするまでちと時間がかかったが、ここで食べておくのが重要と思った。

バイクスタートしてからしばらくは平坦な道だが、微妙に向かい風かスピードが上がらない、
しかし、ここは開き直って「こういうときは補給タイムで効率よく」と考え、
Bento Boxに入れたパウンドケーキを食べながらにした。
食べれるときは食べておかないと後で体調異変がおきることしばしばだから。

補給以外はDHポジション、自分で快適なフォームにして、向かい風の中を走る、意外と走り易い。
一方、気温は上昇し、すでに猛暑の中でのバイクであった、

20kmごとくらいにあるエイドでは水を体(とくに首筋)にかけ、
バイクで走る際の風で少しでも冷却効果が得られるように、
また、バイクボトルは常に交換して少しでも冷たいものが飲めて体を冷やせるようにした。

エレクトロライトの錠剤も2つに割ってBento Boxに入れ、エイドの冷たい水で溶かせるようにした。
また、電解質不足を補うため、小さな粒錠の塩電解質補給用のフィルム状補給食ももった。
あとは、ついつい水などをがぶ飲みして、胃の調子が悪くなった経験から、
少しづつ何回にも分けて水分補給に気をつけた。

最初の難所の大山道路、少しは高原で気温も低くなるはずが、恐ろしいことに暑さは変わらずであった。
しかし、昨年のきつい登りの記憶とは違って、じっくりペダルを踏んでいくだけで、
とりわけきつさは感じられなかった。
登るスピードは昨年と同様だったけど、これなら、ヤビツより楽だ。
これは5kgのダイエット効果だと思った。

ようやく最高地点にさしかかるころ,友人が応援の姿があった。
今年は出場を見込んで休みをとったものの出場許可が出ず,せめて応援でもと長野から来たのである。
途中,数カ所を車で移動して応援してくれたのは心強い。
その直後,高石ともやさんを追い抜いた,
第一回皆生大会優勝者にとってもこの暑さは応えた様子だった。

難所の登りが終わると,気持ちよい下りになる。
ここが一番楽しく気持ちのよいところ,下ったところに大きなエイドがある。
ここでもしっかりおにぎりと梅干しを食べた。今回はほとんどのエイドでおにぎりを食べた。
ここまでレース中に食欲があったことは,10年ちょっとのロング歴にして初めてだ。

それでも,レース中は唾液の分泌も良くなく,食べるのに時間がかかってしまうが,
まだ時間はぎりぎりでないから,今回はとにかく食べれるのなら食べて,
その効果を体感して,レース中に食べることはどれだけ気持ちのいいレースができるかということを
体と心に覚え込ませたいと思った。
だから少々時間がかかってもよしとした。

このエイドから少し走れば,皆生のバイクコース名物のジェットコースターの連続となる。
ここも最初はだらだらと長い登りもあるが,ここは物見山周回のあの坂を思い出して着々と登った。
ジェットコースター坂はその名の通り,下りで反動を付けてその勢いで登れるところまで高速で登る,
この繰り返しだ。

この道路の折り返し 兼,関門,兼 癒しのエイドといわれる中山エイドでは,
名のごとく,ボランティアの方がおにぎりやフルーツやいろいろ持って来てくれて,
おにぎりなどを食べて,ちと長居してしまった。
この時点で制限時間に間に合う目処も付き,
ここでもこれだけ食欲が残っているのなら,気持ちの良い走りをしたいと思って時間をとった。

これまでのロングの大会はいつも眠気と吐き気の中で戦っていたから。
ジェットコースター坂の道が終わり,
しばらく走るとバイクフィニシュ地点の皆生温泉をひたすら目指して,
日野川の河川敷を走る(その河口が大会のスイムスタートおよびバイクフィニシュ地点)。

ここも微妙に向かい風のような感じなので,DHポジションで,
今回はDHポジションでの走りもなかなかいい感じだ,
これもネリトラ練習会で,向かい風の荒川河川敷をひたすら走った効果なのだと思った。
バイクは制限時間およそ35分前にフィニッシュ,走りそのものは良かったけど,
おにぎりタイムで時間をとられてしまったか,
でもこれまでになく気持ちのよい走りができたから,
ここは自己評価で95点かな(いい意味で)と思った。
ただ,気になったのは横浜の友達の姿をみることがなかったことだ。
そしていよいよマラソン・・・つづく

皆生ラン編

 投稿者:むらちゃん  投稿日:2010年 9月 1日(水)07時36分30秒
大変遅くなりましたが,皆生ラン編を以下に載せます。
酷暑の佐渡で皆さんへの励みにでもなればと・・・・


ここから・・・
ラン編:
スタートでのエイドではコーラを飲み,
固形物はとらず,水をかけて出発。

最初の天満屋前のエイドまでの4kmはエイドがない。
暑さの中,4km水なしで走るのは結構きつい。
東マラジョグでの教訓をもとにまずはスピードを控えたちょこちょこジョグで走った。
なんとか天満屋前のエイドにたどり着いた。

ここからはエイドの数も多くなるから,補給は胃の負担を考え,取りすぎにも注意し,
冷たい水をたくさんかけてもらった。
体力温存のちょこちょこランはいい,
胃腸の状態もなんとか大丈夫とゆっくりペースで着々と折り返しへ向かった。

とても暑く,日陰がほとんど無い中でのランは,体力よりも精神力との勝負だと思った。
暑さに弱い自分,とにかく暑さに負けてはならぬと思いながら走った。

途中,朝にスタート会場へ向かう際にバイクで抜いていった速そうな女性が歩いていた。
バイクタイムも私と大差ないと思いつつ,ランで抜き,優越感を感じた。
1時間35分経過,時刻は4時半,
自分では13km走ったつもりであったが・・・目の前にあったのは10kmの表示の看板。

大会の看板だから嘘でない,間違いであってほしいと思った。
3kmの思い違いは大きい,

このペースでは折り返しまでは3時間越,トータル6時間以上になる計算。
そもそも制限時刻は何時だったっけ?
愚かなことに制限時間をチェックしていなかった。

14時間か14時間半か,30分の差は運命の分かれ目。
エイドで聞いても,選手に聞いてもはっきりしない。
とにかく折り返しの境港へは遅くとも6時に通過しなくてはと,スピードを上げた。
日陰もなく,強い日差しと照り返しの中での高速?ランは一気に体力を消耗させた。
すぐに失速,歩いた。

この状態では30kmなどとても走れないと思った。
「今回もまたDNF??」と無理だと思う自分と
今回こそは完走したいというもう一人の自分,2人の自分の戦いだ。
「せめて制限時間だけでも把握しておけば」と反省しながら走った。

目標の6時に折り返しにたどり着いた。
制限時間が14時間半とわかりほっとした。

だが,25km地点あたりから,吐き気を催し始めた,
さらに失速するやいなや戻してしまった。
その後走力は回復したが,戻さないようにと願いながら,
エイドでは恐る恐る飲み物を口にした。
水分補給がろくにできなくなり,水をかけてしのいだ。
あと12km,いつもより長距離に感じた。
時間的には余裕がある,だからついつい歩いてしまいたくなる。

でも,早くフィニュシュして休みたいと思う気持ちから,加速し始めた。
残り4km地点で,「むらちゃん・・」とかけ声が,
応援で来た友達とバイクでリタイア友達。出迎えてくれたのはうれしい。
最後の2kmは暗くて細い道,フィニュシュ会場の騒がしい音も聞こず,長く感じる。
やっと東山運動場のトラックにはいり,久々のフィニュシュライン,
暑さに勝ち,自分にも勝てたのだ。

厳しいコンディションだった,猛暑の中で完走できたロング大会は実は今回が初めて,
だからこそ,大きな達成感と自信を得ることができた。
























































セントレアIM参戦記

 投稿者:むらちゃん  投稿日:2010年10月 3日(日)07時48分59秒
相変わらず,長文ですが・・・・。

久々のミドルディスタンス,フロリダチャンピオンシップがゲットできなくても,ハーフだし,
激坂もなさそだから,ほぼ完走できると・・・贅沢言えば達成感がちょっとかなあ。

こんなお気楽気分が,一転して不安に・・。

大会1週間前に来た案内には「スイムは地理的に流れが速く,場合によってはさらに速くなるため,
コースロープの設置はしない。それに加え,アイアンマンのスイムルールが9月1日に変更となり,
水温24.5度より高ければ,ウエットスーツ着用は表彰および世界戦ゲットの対象なしと・・。

うねり,高波でのスイムでの完泳経験はあったけど,
速い流れでは珠洲でタームオーバー経験ありなので・・・。
完泳したから書けるけど,
こういう条件ならもっと速くアナウンスしてもらえれば・・とも思った。
とにかく何とかしたい,そうでなければスイムで終わってしまう。

残された一週間,限られた時間の中では,イメージトレーニングと戦略だてしかないと思った。

金曜日,霞ヶ関での会議を終え,急いで帰宅,着替えて出発,5時過ぎだった。
帰宅ラッシュにも巻き込まれながら,10時頃にセントレア空港隣接のホテルに到着。

翌朝,早速受付,空港内が受付やパーティーなどメイン会場になっている。
ビジネスホテルから空港・・いつもの出張みたいで,とても明日は大会なんて思えない。
選手説明会では気になるのがやっぱりスイム,大会事務局の方が試泳を行った結果,
やはり流れがあるため,なるべく泳ぎやすいコースに変更の説明があった。
加えて,バイクコースは狭くて,道もがたがたのところが多いと。

さらにランでは,空港島へ渡る有料道路(セントレア道路)がコースで,多額工事費をかけて整備,
車線が1つだけになるから,万が一の救急車の通行も無理だからと,
セントレア道路の前でメディカルが待機,調子の悪そうな選手は,そこでチェックされ,
無理なら渡れないという説明もあった。

以外にも手強いコースだ。
その後のウェルカムパーティーではサンドイッチのパックと缶コーヒーのみが配布,
「アイアンマンなのにこれだけ?」などのクレームの声もあったけど,
道路の整備だけで多額の出費だから,ここは,無料で食べ物が配布されただけでも良いと思った。

午後,バイクセッティング,スイム会場でもある。すでにキッズトラをやっている。
子供たちのがんばる様子を自分に照らし合わせながら・・。
そしてスイムエリアを見渡す,流れがあるような無いような。
そこでレースのイメージしながら眺めた。

いよいよレース当日,
スタートが7時45分だから,いつもよりちょっと遅め,
でも4時に起床して,昨夜購入したおにぎりをゆっくり食べた。
レース日は緊張しているかなかなか食べ物がのどを通りにくい。
今回は時間があったから,ゆっくりと2つ食べる。

さて,スイム会場へは,シャトルバスなど無くて,空港に行って,名鉄を利用,岐阜行きの電車に乗る。
通勤電車でスタート会場へというのも何とも・・・・。
車窓からは朝日が,
そしてスイムエリアが見える・・・
今となればこの何気ない光景が心に焼き付いている(いい意味で)。
スイム会場へ到着,水温24.5度,ウェット着用ぎりぎりセーフ,
気になる海は・・・流れのあるような無いような感じだった。
アップでは平泳ぎもやってみた。スタートは5つのウェーブ,私は4つ目,
最初のウェーブがいよいよスタート,
スタート待っている選手から,「ああ,あの選手,かなり遅れている」とか,
「流されているみたい」だとうんちくの声が聞こえる。

いよいよ,スタート,
とにかく最短距離で泳げるようにとスタート位置を決める。
そして,スタート,しかしながら,コースロープの無いところでは,やっぱり怖い,
でももたもたしてたら,時間内完泳無理,
みんなも怖い気持ちとか,あるいは離陸する航空機を見ては,
「本日はトライアスロンで選手が見えます・・なんて機内案内があるのかなー」
とおもしろおかしく想像して恐怖感をまぎわらした。

最初の550mまでがんばれば,後は楽と思っていたものの,最後まで楽ではなかった。
とにかく前方確認が難しいのと最後のフィニュッシュゲートが見えたものの,
なかなか近づけない状態であった。
少しあせって,全身に力を入れて,がむしゃらに泳ぎ,なんとかフィニュシュした。47分,

しかし,全身泳ぎのせいか?何となく気分が悪かった。
バイクスタート,
たがた道となる,途中,知り合いを抜かす,
やったと思うのもつかの間,段差で,DHバーに付けていたジェットストリュームボトルがひっくり返って,
中の飲み物がすべて流れた。
エイドまでの40kmは1つのバイクボトルだけで何とかしなくてはならない。
バイクコースは2週回にするコースがメインだけど,
五島や皆生,佐渡を経験した私にとっては,比較的楽なアップダウンだと思った。

登りで多くの選手を抜いた。
最初のエイドに到着するや否や,水の確保とボトルの固定,
また,気分が悪いものの,パウンドケーキを食べた。
バイクに乗って・・とその時,
「むらちゃーん(フルネームで)と呼ぶ選手が,
誰なのかわからないけど,良くあることだと思い・・。返答した。

2周回目は疲れも出てきたのと同時に吐き気も催した。ヤバイと思った。
アフターレースを楽しみたいと思い,ペースを遅くする。
最後のエイド(といっても1箇所のエイドを2回通過するのみ)で,
ロングの練習と称して,Gu(ゼリー状のエネジーフード)を摂る。
それからゴールまでの14kmは超マイペース,ランで快適に走りたいから。

そして最後のラン,
いつものロング(フル等に張ればその半分)の半分だけでよいから・・と自分に言い聞かせ走る。
1km,2km・・と結構着々と走ってる。
4km近くのエイドで,「むらちゃん,また,会いましたね〜」とバイクのエイドで声をかけてきた選手が・・。
そういえば同じ会社に似たような人が・・,鎌倉OWSでも会ったし・・・もしやして・・と。
レース後,その人はやっぱり,同じ会社の人であることを確認。私のほうが速くゴール(プチ自慢)。
今は横浜勤務ぢゃないけど・・・)。

ランコースは1つの道路にコーンで区切ってそこを4往復したりと,
これもまたある意味でおもしろい。でも,日差しは結構強く,
いつもの半分の距離とはいえ,しんどくなってきた。
途中,先を走るN夫婦とすれ違った。
以前は私のほうが速かったのにと,悔しい気分。
だがそういってる場合でない,

走力が落ちていき,ついに11kmを過ぎたところで,どうにもならなくなり,歩くことになった。
「いつもの半分」とか,「あと数キロでお楽しみの場所が・・」と自分に言い聞かせるけど,
2kmほどは歩いた。
何度もフルのトライアスロンを完走しているのに情けない・・・と思った。
また,これがロングだったらと思うとぞっとした。
走力はなんとか回復し,あのお楽しみ場所へ向かう。

今回の一番のお楽しみは空港島につながるセントレア道路。
普通は車か電車でないと渡れない。
15kmを過ぎ,しばらく走ると,いよいよセントレア道路,
最初は登りなんだろうがそんなことも感じず,ピッチも上がった。
スイムエリアと空港を見渡しながら,ここでおもいっきり至福の時間を感じていたいと思いながら走る。
とにかく幸せ。レース中にこんな気持ちで走るなんて初めて。
空港島に渡ると,そこから最後の4km,ここからが長く感じる,
もう歩いて時間内完走,歩く選手も多かった。
でもやっぱり速くゴールしたいと思い走る。
フィニュッシュは空港内駐車場,なんとか7時間29分で完走。
思っていた以上の幸福感,達成感があった。
暑い夏に勝った,自分に勝った,そして夏は終わったと思った。
記録スイム47:08,バイク 3:50:12 ラン 2:38:06 トータル 7:29:53  790位
遅いほうだけど,
今回驚いたのはスイムの順位が680位と自分の中では速く泳げたこと,自信になりました。

































2011回第1バラモンキング(五島トライアスロン) 6月19日開催

とりあえず完走!?

 投稿者:むらちゃん  投稿日:2011年 6月20日(月)13時10分20秒
皆さま、応援ありがとうございました。
15:06:04でフィニッシュラインを通過しました。

低温でガクガク震えながらのスイムはきびしく、エネルギーを大きく消耗、
アップダウンの3周回バイクコースも想像以上に厳しく、
残り時間5時間12分のランつらいものになりました。

厳しいレースで、スイムの時点から、何度も諦めようと思ったほどです。
でも、そのたびに、制限時間に間に合わなくても、マーシャルに止められるまで、
とにかく頑張ってみようと、諦めていたら意味がないとおもいました。

レースも厳しかったけど、今回は仕事のストレスも大きく、
スタートラインに立てる心の状態に持っていくことのほうが厳しかったから。
この難コースを最後まであきらめずに挑戦できるまでメンタル面を回復、
そして強化できたことは大きな収穫がありました。

このチャレンジがなければ、
今頃、心の病で入院…将来の希望もない廃人と化してたといっても過言ではありません。
これもひとえに、みなさんの励まし、応援、楽しいネリトライベントのおかげです。
そんな仲間がいる自分で幸せだとおもいます。
さて、これからジェッフォイルで長崎へむかいます。