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 麒麟§5番ヘッド開眼記録 

初めに、
麒麟は、ネットで初めてSDと言う存在を知った2ヶ月後、右も左も分からない手探り状態にありながら、いきなり削り開眼カスタムされた子です(無謀と言えば無謀)。
つまり行き当たりバッタリの自己流カスタムの上、かなり適当ですので、これから削り開眼カスタムをされる方にはあまり参考に成らないと思います。
以下は私の個人記録として書き残していますのでご参考程度にご覧下さい。
まず道具ですが、市販のカッターナイフと、切れ味の良いアートナイフのみで目を切開しています。
後頭部を割って裏のアイホールを開けた方が楽なのでしょうが、接着剤やパテを使って元に戻すのが大変そうだったので、出来るところまでやって出来なかったら考えようと思いつつ、根性で削り倒しました(我ながら感心)。
コツは、『大胆に、かつ繊細に』です。
予め切開の目安をラインで描いておいても良いですが、開けながら好みのラインを探した方が良いと思います。下書きと実際開けた時の感じではかなりイメージにギャップがありましたし、瞳を入れてもまた雰囲気が変わりますので、その都度好みのラインを探索した方が綺麗にできると思います。

元々ある瞼のラインをガイドに表からカッターの刃が通る程度の穴を開けて行きます(写真左)。片方だけある程度開けたら、それを見本にバランスを見ながらもう片方も開けていきます(写真右)。

左目のみ切開した状態   両目切開した状態

目のラインは一刀一刀で本当に表情が変わります。ほんの毛先ほど削っただけで随分違うので注意が必要です。
逆に裏側はチマチマ掘っていたのではいつまで経っても終わりませんのでガンガン削りました。
また裏側のアイホールを開ける時にはやはりドールアイは必需品です。ドールアイを後ろから当てつつ、ピッタリ納まる様に削り出しました。
カッターだけでアイホールを掘ったので、当然裏面はガリガリです。このままですとアイに傷が付く恐れがありますのでヤスリで表面を均す必要がありますが、当時アイサイザー(棒の先に球状のヤスリが付いた物)が全く手に入らなかった為、指先に紙ヤスリを巻き付けて人間アイサイザーとか言いながら力業で微調整をしました。

最終状態そして最終的に出来上がったのが左の写真です。
元々の造形も定規で測ったような正対象ではないので、その辺もバランスをとりながら調整しました。実際の人間の顔も左右非対称です。きっちり正対象にしてしまうとかえって不自然な仕上がりになりますから多少はご愛嬌と言う事ですね。

現在はピンバイパスや電動リューター等を使う方が多い様です。便利な道具を使えばそれだけ楽に早くカスタムできますが、その辺にある物だけでも、気合いと根性さえ有れば出来ると、、、まっそんな力業行使する必要はないと思いますが、苦労した分完成した時の達成感はひとしおでした。
目が開いたところで今度は鼻を削りました。
煽りで写真を撮った時の豚鼻丸い鼻がイヤだったので、それを無くそうとヤスリで削っていたら唇まで削ってしまい、バランスをとっている間に削り過ぎてしまいました(><)。
小鼻が完全に削げ落ちて愛らしさが無くなってしまい、上唇の人中も削れてしまったので溝を作りつつ再び削り出しました。

正面比較   側面比較

手を加えていない状態と比べてみると、かなり削ったのが分かります(削る前、写真左。削った後、写真右)。
鼻は全体的に低くなっています。写真では分かり難いですが、鼻筋もかなり削って肉痩せしています。
向かって右の鼻孔もバランスを取る為、新たに削りだしました。
その他、口端のたるみを取り。鼻程ではありませんが、額、瞼から眉にかけて、顎のラインと、全体的に削っています。
元々の造形が大変美しく完成度の高い顔なので、そんなに手を加えなくても充分カワイイのですが、世界でたった一人の麒麟にする為に頑張りました。
大変苦労した分思入れも深くとても大切な子に成りました。
機会が有れば、今度は思いっきり趣味に走った表情の子にも挑戦してみたいです(←懲りない人ね/笑)。


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