本渡市 延慶寺の兜梅

兜梅と称されるようになったのは、天正の天草合戦(天正17年、1589年)のとき、本戸城で小西行長、加藤清正連合軍と戦った 天草勢の中で奮戦し、騎馬武者の姿をした婦人(加藤清正に討ち取られた木山弾正の妻お京の方)の兜の紐がこの梅の枝にからまり身動きできず 討たれたことに由来するという。
一本の梅の木から縦横に枝が伸び、枝張りは東西約11メートル、南北約6メートルある。主幹の樹高は約3メートル、根回りは約2メートルあり、 樹齢約500年といわれる。  平成17年3月2日
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