「夜回り先生」 水谷 修氏 講演会
(近江八幡市民文化会館)




先日、青年会議所の講演会があり、いってまいりました。
講師の先生は、「夜回り先生」で有名な水谷修先生でした。
冒頭から、自らの親指がある子供ために失われたことの話
をされ、自分が夜間学校の教師になった経緯、今までは夜
の街に出歩く「夜眠らない子」であったが、ひきこもりやリス
トカットなど「夜眠れない子」が多くいることなど、ご本人に
相談があった数々の実話を話され、家庭だけでなく地域・
社会における大人の姿の話までされておりました。
中でも、最後に一人のHIVで亡くなった少女の話をされ、
亡くなる前に「講演会で必ず自分のことを話してほしい」、
「話をするとその間自分が蘇るから」というフレーズで鳥肌
が立ち、目頭が大変熱くなりました。
ここ最近の講演会でこんな気持ちになったことはありません。
水谷先生のように強い大人でいることはできなかもしれません
が、何か自分でできることを考えて生きていきたいと思いました。


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