第5回 名古屋ポーカーオフレポート


平成11年11月27日(土) 快晴

主催のhebaさん不在で行われた第5回の名古屋ポーカーオフ。 参加人数は前回よりも少なかったものの、総勢11名でトーナメント中心のプログラムが滞りなく消化された。 今回は、隣室で地元ゲーム会の会合と重なっており、多少の不都合も出たため、次回からは 開催日の検討が課題となりそうである。
場所はいつものように愛知県スポーツ会館会議室。

では、まずは当日の参加者の顔ぶれをご紹介(五十音順・敬称略)。

ネームコメント
阿部(博)もうすっかり名古屋ポーカーオフの顔。前回はもうひとつの結果に終わったが、果たして…。
apoisland長野より3度目の参加。ヤフーではお馴染。今回はオマハハイローが収穫だったご様子。
池永初参加ながら2部門制覇で一挙にその名をしらしめたのがこの人。どこまで突っ走るのか。
いわた関西ポーカートーナメント常連のほか、実は連珠の段持ちというすごい方。2度目の参加。
denko_sekka三重より3度目の参加。今回はベスト3を目指すと闘志を燃やしていたが、結果やいかに。
点心乱丸これまで5回とも参加。オフに対する情熱は名古屋勢以上か?四国は徳島より。
Torolic着実に順位をあげてきているのがこの人。ポーカーだけではなく、様々なゲームに親しむ。
なごやん苦手なオマハをなんとかしたい(本人談)。
爆破道優勝候補となりながらその夢叶わず、これまで苦杯を嘗めてきた。今回こそ総合優勝を狙う。
待宵草名古屋EJFより2度目の参加。ポーカーにだんだんとハマってこられたという印象有り。
LAC-HEROスト杯優勝をひっさげて、堂々の地元凱旋。果たして名古屋では…?

当日の流れは以下の通り。

ライブ(テキサスホールデム)
トーナメント(リミットテキサスホールデム)
トーナメント(ノーリミットテキサスホールデム)
トーナメント(オマハハイロー)

前回同様、今回もトーナメントを3本行ったのは、この名古屋オフも次第にトーナメント派が 優勢になってきたことのあらわれだろうか。個人的にはもっとまったりとライブを楽しみたいところだが…。
そのライブだが、今回から新しい方式を導入した。これまでは一度きりだった成績を、 次回へ引き継ぐことにしたのである。ともすると、1回こっきりだからという理由でルーズに すぎる感のあった名古屋オフのライブだったが、この方式によって少しは真剣さが増したように見受けられた。 また、オマハのトーナメントはこれまでハイを採用してきたが、今回はハイローを採用した。

さて、ではこのライブからトーナメントまで、いつも通り若干のコメントを交えながら成績発表をしていくことにしよう。

順位ネーム
池永(262)
いわた(245)
爆破道(218)
なごやん(209)
Torolic(208)
LAC-HERO(192)
阿部(博)(187)
点心乱丸(175)
apoisland(104)


上はテキサスホールデムライブ順位表。
持ち点は各自$200より。次回からは、カッコ内の持ち点からスタートとなる。
池永氏はなかなかカードに恵まれなかった様子だったが、それでもじりじりと$を吸い上げ、 決定打となったのがapoislandいわた各氏とのゲーム。手札JJ。フロップでセットが完成していたが、 apoislandいわた各氏が読み切れず、最後はapoisland氏とレイズ合戦。キャップで開いた池永氏の手はJフルハウス。
爆破道氏も稼ぐべきときに稼ぎ、トーナメントに向けて幸先のよいスタートを切る。 Torolic氏、なごやんはなんとか最後までプラスを維持し終了。全体的に増減の度合いが少なく、かなり皆慎重にゲームをしたことがみてとれる。



***



順位ネーム
優勝池永
LAC-HERO
爆破道
なごやん
いわた
Torolic
阿部(博)
apoisland
点心乱丸
10denko_sekkka


続いて、リミットテキサスホールデムトーナメントが行われた。上はその順位表。
結果からすると、終始池永氏のペース。殆どのプレイヤーが池永氏の手役によって 撃沈されたカタチだ。なにしろ、ターンの時点で池永氏よりも優っていた点心乱丸氏が、 リバーでフルハウスをひかれて戦線離脱を余儀なくされたのをはじめ、 相手をヘッズアップでオールインさせれば、ことごとく勝利したほどだったのだから。 2連続でフルハウスを完成させるなど、池永氏がひとたび動きをみせれば相手はなす術なし。 まさに独壇場というコトバがしっくりくる、そんなゲーム展開であった。
序盤はかなり苦しい戦いを強いられながらもチップを戻したLAC-HERO氏、そして爆破道氏も池永氏に対して果敢に挑むが、 及ばず、池永氏優勝。名古屋オフ初の3連続優勝という記録を樹立した。



***



順位ネーム
優勝池永
爆破道
点心乱丸
Torolic
阿部(博)
なごやん
LAC-HERO
いわた
apoisland
10denko_sekka


休憩をはさんで行われたノーリミットテキサスホールデムトーナメントの結果は上の通り。
なごやんはKKのポケットに溺れた結果、爆破道氏のQのセットに敗退し、チップの大半を失った。 結果的に、これが致命傷となる。
ヘッズアップは、実に衝撃的な幕切れとなった。 互いに一進一退が続き、チップもほぼ互角。だが、勝負のときはいきなりやってきた。 爆破道氏が手札77でオールイン。池永氏はしばらく考えこんだが、結局それを受けた。 手札はJ6oだった。フロップでJが落ち、池永氏が優勝したが、この結果はいろいろと波紋を呼びそうだ。

ということで、優勝したのはまたもや池永氏。これで前代未聞の4連続優勝達成。破竹の勢いは今後どこまで続くのか。



***



順位ネーム
優勝爆破道
なごやん
Torolic
阿部(博)
apoisland
LAC-HERO
点心乱丸
池永
待宵草
10いわた


そして上が、最後に行われたオマハハイロートーナメント順位表。
名古屋オフでは初のオマハハイロートーナメントだったせいか、全体的に苦手意識を持った人が多かったようだ。
結果は、ストラドル杯(東京で毎月開催されるポーカートーナメント)で ハイローの経験を積んだ爆破道氏が悲願の初部門優勝を飾る。
なごやんは序盤は苦しい展開が続いたものの、中盤より一転してチップリーダーに立ち、 優勝に向けて順調な展開を見せた。だが、ヘッズアップではハイローで一日の長がある爆破道氏に にべもなく一蹴され、逆転負け。経験の差が如実にあらわれたカタチとなった。 Torolic阿部各氏も粘ったが、チップの差が大きく優勝には届かず。 オマハハイローは勝手が掴めなかったせいか、池永氏の成績はいまひとつに終わった。

さて、トーナメント3本を終えて、総合優勝を手にしたのは爆破道氏であった。初優勝を飾ったと同時に総合優勝もおさめ、 同氏がいかに絶好調だったかが窺える。個人的にも嬉しいところである。
2位は惜しくもオマハハイローで不本意な成績に終わった池永氏、3位はわたしなごやん、 そのあとは僅差でTorolic氏、LAC-HERO氏と続いた。
参加された皆さん、本当におつかれさまでした。

次回からはhebaさんの主催に戻り、12/18(土)開催予定。
なお、今回の成績は、JPTAランキングおよびレーティング表にも反映されるので、ご注目を。


文責:なごやん(11/28,1999)



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