平成11年10月23日(土) 快晴
4回目となる今回の名古屋オフ(名古屋ポーカーの会)には徳島、大阪、東京など、全国各地から締めて17名のポーカー好きが集まり、 過去にないほどの賑わいをみせた。勿論、名オフ始まって以来の参加人数の多さである。 場所はいつものように愛知県スポーツ会館会議室。
では、まずは当日の参加者の顔ぶれを、過去の輝かしい戦績(ベスト3以上)を含めてご紹介することにしよう(五十音順・敬称略)。
ネーム | コメント |
---|---|
阿部(博) | テキサスホールデム部門優勝(第1回オフ)、ノーリミットテキサス準優勝(第3回オフ)。EJF |
池永 | 飛び入り初参加で2部門制覇の快挙!ノーリミットテキサスより途中参加。 |
いぶやん | 滋賀県は彦根より3度目の参加。アグレッシブな試合展開には定評あり。 |
いわた | 関西より初参加。関西ポーカートーナメントの常連さん。 |
えすび | 関西より初参加。関西ポーカートーナメントの常連さん。 |
江場(=heba) | オフ主催。オマハ部門優勝(第1回)、リミットテキサス3位(第2回) |
awk | 東京より初の遠征。いわずと知れた有名ポーカープレイヤーのひとり。 |
J O | 東京より初の遠征。いわずと知れた有名ポーカープレイヤーのひとり。 |
denko_sekka | 三重より2度目の参加。前回のノーリミットでは惜しくも4位。今回はベスト3入りなるか!? |
点心乱丸 | 今のところ皆勤賞!主な戦績はテキサス部門準優勝(第1回)など。四国は徳島より。 |
Doyle | 東京より初の遠征。いわずと知れた有名ポーカープレイヤーのひとり。 |
Torolic | 3度目の正直でベスト3入りを果たせるか!?名古屋オフではもうお馴染。 |
なごやん | リミットテキサス優勝(第2回)、リミットテキサス優勝、ノーリミットテキサス3位(第3回)ほか。 |
にし | 関西より2度目の参加。リミットテキサス3位(第3回)。 |
爆破道 | ご存知愛知のネットポーカーフリ〜ク。オマハ3位(第1回)、リミットテキサス準優勝(第2回) |
待宵草 | 名古屋EJFより初参加。 |
LAC-HERO | 2度目の参加となる"らっく-へろ"さん。前回は初参加にして総合優勝を飾る。 |
当日の流れは以下の通り。
ライブ(テキサスホールデム)
トーナメント(テキサスホールデム)
トーナメント(ノーリミットテキサスホールデム)
トーナメント(オマハ)
今回は、参加者の意向により、ライブ主体の名古屋オフにしては珍しくトーナメントを3本行った。
これまでは多くても2本だけだったので、長時間それに対して集中力を維持するのが難しかった人も
いたのでは、と思う。
やはり2本くらいで丁度良いのではなかろうか。それでも基本はいつものように
ホールデム系(テキサスホールデム・オマハ)。このスタイルは変わっていない。
今回も7時間半ほどポーカーを楽しみながら親睦を深めた。
では、順を追って各試合の成績発表(およびコメント)をしていきたい。
今回は参加人数の都合上、2テーブルに分けてそれぞれの試合を行ったため、
なかなかすべての人に対するコメントができないと思うが、その点ご了承願いたい。
なお、トーナメント成績の記録の際にはいわた氏に多大な尽力を賜った。
この場をお借りしてお礼申し上げたい。
また、すべての画像提供はhebaさん。
順位 | ネーム |
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1 | なごやん(+63) |
2 | heba(+29) |
3 | 点心乱丸(+19) |
4 | awk(+11) |
5 | Doyle(-18) |
6 | LAC-HERO(-28) |
7 | いぶやん(-35) |
8 | 爆破道(-42) |
順位 | ネーム |
---|---|
1 | えすび(+73) |
2 | 待宵草(+30) |
3 | denko_sekka(+28) |
4 | Torolic(+12) |
5 | いわた(-3) |
6 | にし(-26) |
7 | J O(-42) |
8 | 阿部(博)(-72) |
上は、各々200ドルスタートのテキサスホールデムのライブ順位表。小1時間ほど行われた。
今後は、ライブの持ち点を次回のオフに引き継ぐという形式をとったら面白いかもしれない。
ライブよりもトーナメントのほうが楽しいという人の中には、ライブの成績がその場限りで
終わってしまうことに興ざめを感じている人もいるようである。今後の検討課題のひとつとなるだろう。
***
順位 | ネーム |
---|---|
優勝 | J O |
2 | 点心乱丸 |
3 | なごやん |
4 | にし |
5 | denko_sekka |
6 | Torolic |
7 | awk |
8 | 爆破道 |
9 | 阿部(博) |
10 | heba |
11 | Doyle |
12 | LAC-HERO |
13 | いわた |
14 | いぶやん |
15 | 待宵草 |
16 | えすび |
上は、各々200ドルスタートのリミットテキサスホールデムのトーナメント順位表。
結果としては、全体的に安定してチップを稼ぐことに成功したJ O氏が順当に優勝。
とくに終盤以降の充実した試合運びが勝因か。ヘッズアップになってからも割と早く決着を着けてしまった。
点心乱丸氏も、一時はチップリーダーとなるなど優勝の可能性はあったのだが、ヘッズアップでやや判断の
甘さが見られた。その点、ヘッズアップの戦略で一日の長があるJ O氏に軍配が上がった形。
それでも点心乱丸氏の2位は快挙といえる。
わたしなごやんは序盤中盤と快調だったのだが、後半以降上手く攻められずに撃沈。
期待のawk,Doyle両氏は最後まで手に悩まされ、不本意な成績に終わった。
こちらは、優勝したJO氏(右)と点心乱丸氏とのショット。
***
順位 | ネーム |
---|---|
優勝 | 池永 |
2 | いぶやん |
3 | 爆破道 |
4 | denko_sekka |
5 | awk |
6 | えすび |
7 | Doyle |
8 | 待宵草 |
9 | にし |
10 | いわた |
11 | 阿部(博) |
12 | なごやん |
13 | J O |
14 | Torolic |
15 | LAC-HERO |
16 | 点心乱丸 |
17 | heba |
上は、200ドルスタートのノーリミットテキサスホールデムのトーナメント順位表。
片方のテーブルでは中盤になっても穏やかな展開であまり変化が見られなかったが、
もう一方のテーブルでは正反対。名古屋オフの台風の目であるいぶやん氏が序盤から破竹の勢いで攻め続け、あれよあれよという間に
チップを削られてしまう人が続出。いぶやん氏に向かって、
「一番調子に乗せてはいけない人を勝たせている」
と吐き捨てたプレイヤーがいたが、わたしもこれには大きく頷いたのであった。
その結果、heba氏がまさかの最下位と初っ端から波乱の展開に。またJ O氏、前回のオマハトーナメントでは準優勝の阿部(博)氏
といった有力メンバーも早々*ハヤバヤ*と戦線離脱。爆破道氏も粘ったが、チップリーダーの2人に力負けして3位。
上位陣同士の争いはかなり長い時間を費やしたが、その激戦を制したのは池永氏であった。
こちらは、優勝した池永氏(左)といぶやん氏とのショット。
***
順位 | ネーム |
---|---|
優勝 | 池永 |
2 | heba |
3 | なごやん |
4 | J O |
5 | awk |
6 | Torolic |
7 | Doyle |
8 | にし |
9 | いぶやん |
10 | 爆破道 |
11 | 点心乱丸 |
12 | 阿部(博) |
13 | 待宵草 |
14 | denko_sekka |
15 | いわた |
16 | LAC-HERO |
17 | えすび |
上は、各々200ドルスタートのオマハトーナメント順位表。
各自、このときの試合を思い浮かべて思思に反省をしてほしい(手抜き)。
こちらは、優勝した池永氏とheba氏とのショット。
さて、盛り上がったオマハのトーナメントも終わり(サイドテーブルの
インディアンポーカーのほうが盛り上がっていたという声もあるが)、総合成績の発表。
豪華景品が上位陣から次々と選ばれていく。その中で特筆すべきは、見事7位賞に輝きとき○モのポスターを
強制的に手渡されたdenko_sekka氏だろう。
denko_sekka氏にはとくに盛大な拍手を送りたい。
それ以前に、あのポスターを誰が持ってきたのか。などという野暮な質問は控えさせていただく。
では、最後に今回の名古屋オフの総合成績を、5位以上の方のみ発表させていただく。
にし、爆破道両氏が同着で5位。3位は同じく同着でJ O氏となごやん。J O氏は
なんといってもリミットテキサスホールデムでの優勝が大きい。
2位がawk氏。わたしがみた限りでは見せ場という見せ場はなかったものの、実力者ならではの粘り強い試合展開で準優勝の座を射止めた。
そして総合優勝を飾ったのは、名オフ始まって以来の初参加にしてトーナメント2部門制覇という悪業、もとい快挙を成し遂げた池永氏であった。
今回のトーナメントの成績はJPTAランキング、および Doyle氏運営のレーティングシステムにも反映されるので、そちらも合わせてご覧いただきたい。 なお、レーティングシステムについては当サイトでも掲載してあるので参照されたい。
インターネットを通じてこれだけの会が開催されるというのは素晴らしいことである。今回の熱気を感じて改めてそう思った。
誠に月並みな締め方で申し訳ないが、これがわたしの今の正直な気持ちである。
ではまた次回まで。ごきげんよう。
文責:なごやん(10/24,1999)