第10回 名古屋ポーカーオフレポート


平成12年4月29日(土) 快晴(於 愛知県スポーツ会館)

名古屋ポーカーオフも初回開催から1年を過ぎ、節目の10回目を迎えた。今回はそれにふさわしく関東関西からの遠征組も含め、総勢12名の賑やかなオフ会となった。
まずは恒例の参加メンバー紹介から。コメントは、今回から初参加のかたと遠征組(県外)のかたに限り掲載する。また、参加回数や県内外限らず、自分でコメントしたい!というわがままな^H^H^H^H^H積極的なかたはメールでどうぞ。

ネームコメント
池永名古屋組。
いぶやんこのかたがいるだけで場がアグレッシブになるという噂(ぉぃ)。滋賀は彦根より。
いわた関西から毎度ご苦労さまです。今回はお得意のスタッドが不本意な結果だったご様子。
sasakimmxヤフーポーカーの古株さんとしてすっかりお馴染。東京より2度目の遠征。
Torolic名古屋組。
なごやん名古屋組。テキサス、うなぎ下がり(ってコトバあるのか!?)
にしこのかたもお馴染。前回のスト杯ではミッドナイトトーナメントで好成績をおさめてます。
爆破道名古屋組。
pulserxxヤフーポーカーではもうお馴染。sasakimmx氏と同じく関東から襲来。
heba主催。名古屋組。
yugenヤフーポーカーのかたならご存知のはず。タイトな印象が強いかたです。大阪より初参加。
LAC-HERO名古屋組。

当日の流れは以下の通り。

ライブ(Texas Hold'em) 1hour
トーナメント(Texas Hold'em) about 2h
トーナメント(Seven Card Stud) about 2h
トーナメント(Omaha Hi-Lo 8 or Better) about 2h

スト杯の波にもまれている遠征組の参加でかなり面白いトーナメントになった今回のオフ。今回は、前回よりも詳細な試合記録を心がけた(テキサスのみ)ので、ゲームの流れがかなり掴めるものと思う。そのレポートも合わせ、いつものように勝手なコメントを載せていきたい。
なお、すべての画像提供は主催のhebaさん。また、名オフ採用のゲームストラクチャーはこちら(LAC-HEROさんのサイト)


順位ネーム
池永(338→350)
いわた(327→323)
爆破道(305→322)
heba(257→233)
LAC-HERO(242→227)
pulserxx(210)
いぶやん(226→200)
yugen(184)
にし(151→181)
10sasakimmx(133→171)
11Torolic(182→152)
12なごやん(142→150)


トーナメントの前にいつも行われるテキサスホールデムライブ順位表。このごろは肩慣らしの意味合いが濃くなってきている。とくにコメントすることはない。



***



順位ネーム
優勝pulserxx
heba
sasakimmx
LAC-HERO
Torolic
いぶやん
にし
yugen
池永
10爆破道
11なごやん
12いわた


上はリミットテキサスホールデムトーナメント順位表。
序盤で印象に残っているのは、フラッシュ。まずは、読み違えたなごやん池永氏のターンでの引きにかかってしまったのがこれ。また、ブラインドが迫ったTorolic氏のダイヤモンド、そしてyugen氏のスペードでのAハイフラッシュ。いずれもランナーランナー。ふたりともチップ量僅少でブラインドが迫り、後がないときの粘りが功を奏したカタチとなった。
さらに、sasakimmx氏と爆破道氏との戦いにて。同氏のプリフロップからの猛攻に対してフロップは3ダイヤモンドと流れ、同氏の顔色が曇る。同氏のベットに対しsasakimmx氏ノータイムコール。高めのポケットをもっていて巻き込まれたなごやんは泣く泣くフォールド(なごやんはこのあとpulserxx氏の4カードに惨敗を期す)。フロップ上、ダイヤが不気味に光る。ターン。sasakimmx氏ニヤリ。光ったカードはダイヤモンド。sasakimmx氏のベット、爆破道氏フォールド。同氏がAAだったのは(ほぼ)確実で、ここは苦しいが賢明な選択だったと思われる。

中盤。東京遠征組の勢い。pulserxxsasakimmx両氏が堆くチップを積み上げ優勝へ向かってひた走る。有利な手で確実に勝利を収めてゆく両氏。yugen氏のオールインに対してpulserxx氏のリレイズは正解のAKo。一方の雄、sasakimmx氏も瀕死2名に余裕のコールで難なく勝利。本大会で、プレイヤーをいろいろな意味で翻弄したJ(JJも含む)はこの時は吉と出る。

終盤。目立ったのはこれまで我慢のゲームを続けてきたheba氏の爆発ぶり。オールインのheba氏を執拗に潰そうとするsasakimmx氏だが、なぜかheba氏が激しくヒットする。決してsasakimmx氏の攻め方が悪いわけではない。ここがこのゲームの理不尽なところだろう。たとえばAペアで決まりと思いきや、リバーでローのツーペアがヒットするなど。逆にheba氏にしてみれば、相手の動揺を誘うこともでき形勢を優位に持ち込めるわけで、そういう点ではなかなかの策士といえる。しかし、依然としてheba氏の危ない状況は続いた。それを変えた決定打が、ストレート。
同じくオールインで迎えた同氏。sasakimmx氏は持ち札A8sで勝利を確信したコール。もはや万策尽きたかにみえたそのとき、めくられたターン8がheba氏に一条の光をあてる。そしてリバー。あたかも今日この時この回にそのカードがめくられる運命だったとしか思えない落ちかたでJが落ち、これが事実上終盤の勝負の明暗を分ける。このリバーでのスト完成は、"ストレートのheba"の名を思い起こさせるに十分なものだった。今回のオフでは、このストレートがさらに波乱を呼ぶことになるのだが、それはのちにまわすことにする。

さて、では中盤以降のゲーム記録を堪能していただこう。前回と比べ、メリハリのきいた熱いゲーム展開になったことがお分かりいただけると思う。
ブラインドは40-80、アンティ10で、数ゲーム終えた段階。ラウンドはノーリミットに突入、既に3名リタイヤしている。
*なお、略語はsb(small blind)bb(big blind)b(bet)ck(check)c(call)f(fold)r(raise)fl(flop)t(turn)rv(river)w(winner)とそれぞれ表記。また、各プレイヤーの略語は以下の通り。
[E]heba [H]LAC-HERO [N]NISHI [P]pulserxx [S]sasakimmx [Y]yugen [I]ibuyan [T]Torolic [K]Ikenaga

no limit / 40-80 blinds 10 ante

・sb I - bb T - r160 P - all fold - w P
・sb T - bb E - r all in K - c H - board 6 5 T T Q - K shows J 7s - H shows A 2o - w H - Ikenaga finishes 9th
・sb E - bb H - r 200 S - all fold - w S
・sb H - bb N - all in I - c H - board A Q 6 6 4 - I shows A To - H shows Q Ko - w I

60-120 blinds 15 ante

・sb N - bb P - all in N - ck P - board T Q K A 5 - P shows A 4o - N shows A 4o - draw game
・sb P - bb S - all in Y - rr 240 P - all fold - board 7 K 4 K 5 - P shows A Ko - w P - yugen finishes 8th
・sb S - bb I - all in75 N - r S - all fold - board 6 J A 3 9 - N shows 8 8 - S shows A 9o - w S - NISHI finishes 7th
・sb I - bb T - c S - all in I - all in T - board 9 7 3 K K - S shows J J - T shows 8 Ts - I shows Q 4s - w S - ibuyan finishes 6th / Torolic finishes 5th
・bb E - all in H - r240 S - c E - fl 8 5 2 - both ck - t 9 - bet all in E - c S - rv 5 - E shows 5x - w E - LAC-HERO finishes 4th
・bb P - f S - f E - w P
・sb P bb S - c E - f P - ck S - fl Qc 6h Jc - both ck - t 4s - bet E - f S - w E

100-200 blinds 25 ante

・sb S - bb E - r all in P - f S - f E - w P
・sb E - bb P - r all in S - f E - f P - w S
・sb P - bb S - f E - f P - w S
・sb S - bb E - r400 P - c E - fl 4h 6d Qh - both ck - t 3d - both ck - rv 6h - P shows A Ko - E shows 9 Ko - w P
・sb E - bb P - r400 S - c150 all in E - f P - board 2h 5h Ah Q 9 - S shows Ax - E shows 2 5s - w E
*sasakimmx氏、これはかなり辛い。
・sb P - bb S - f E - f P - w S
・sb S - bb E - r400 S - rr all in E - c S - board 5s Ks 7c 8d Jc - S shows Ah 8h - E shows 9 To - w E
*まさに天与の一撃。結果として9Toのリレイズは正しかったことになるが…。
・sb - E - bb P - c E - ck P - fl Ts Js Ah - both ck - t 4c - bet820 all in E -f P - w E
・sb P - bb S - r P - c all in S - board 9 5 9 J J - P shows Ah 8s - S shows 5x w P - sasakimmx finishes 3rd
sasakimmx氏にとってはdamn river。このあとヘッズアップでは一進一退が続くので省略。 pulserxx氏の圧倒的優位は変わらず。
・sb E - bb P - r all in E - c P - board Jh Qd Td 2h 6s - w P - heba finishes 2nd
pulserxx氏のウィニングハンドは本大会因縁のJJ。お見事。

優勝したpulserxx氏のショットはこちらで。



***



順位ネーム
優勝yugen
pulserxx
爆破道
heba
なごやん
いぶやん
にし
いわた
LAC-HERO
10池永
11sasakimmx
12Torolic


上は7スタッドトーナメント順位表。2テーブルに分かれて行われた。
ホールデムポーカーがボードを読むゲームなのに対して、スタッドポーカーはどちらかといえば相手の観察力がものをいうゲーム。それだけに、普段からネットではなくライブでプレーしている人がやはり有利といえるだろう。
序盤。heba氏となごやんが果敢にコンプリートをしたゲームをとるなどじりじりと差をつける中、Torolic氏は途中までついていきながら札が上手く流れずに不本意な結果に。yugen氏は目立たないながらも 着実に参加し、漸増。その後、いぶやん氏が見事なサードストリートでのコンプリート(TTT)を決めるなどお互い一進一退の試合が続いた。
中盤。鳴をひそめていたyugen氏が鎌首をもたげるように連勝し出す。決して目立たず、あくまで穏やかなプレースタイルだが、heba氏の2ペアに対して4ペア、爆破道氏の7ペアに対して8ペアなど、きわどい勝負も含めて次々とプレイヤーをとばしてゆく。序盤、中盤と圧倒的なチップリーダーだったpulserxx氏だったが、yugen氏の健闘ぶりに苦戦を強いられる。
終盤。ブラインド100-200。ここまでくるとかなり運の要素が絡んでくるが、最後はA23でコールしたyugen氏がローのツーペアを完成させ、ねじこみ優勝。pulserxx氏も中盤の試合ではかなりわかせるプレーをしてきたが(フィフスストリートでのナッツフラッシュなど)、じりじりとまくられてしまったカタチ。

yugen氏の優勝ショットはこちら!



***



順位ネーム
優勝yugen
池永
いぶやん
LAC-HERO
sasakimmx
pulserxx
Torolic
いわた
爆破道
10なごやん
11にし
12heba


休憩をはさんで行われたオマハハイロートーナメント結果は上の通り。 こちらも2テーブルに分かれて行われた。
誰しもあと1枚で大役完成というオマハ。それだけに油断ができない。決して自分の手に溺れないことが前提なのに加え、相手が果たしてハイで打ってくるのかローで打ってくるのかの見極めがポイントになる。ついついコールしたくなるが、そういうゲームだからこそ、より手を絞って確実に大きなポットをとりにいきたい。
序盤。光っていたのはいぶやん氏の攻め。池永氏のローの取り違えでスクープをゲットしたのをはじめ、かなりのゲームに参加していたのにも関わらず順調な滑り出しをみせる。フロップ段階でのナッツフラッシュでLAC-HERO氏が叩いたが、ここでコールしたのもいぶやん氏。リバーでボード上ワンペア。この時点でフラッシュはほぼ無力化する(勿論いぶやん氏はセットからのフルハウス)。
にし氏は、いいポジションで叩くも(初手KKxx)HERO氏コール。場にAが落ちてしまってはこれも無力。同氏がフルハウスに発展したものの強く攻めなかったのはにし氏の持ち札をAAと読んだため。それでもにし氏にとっては痛い一敗。
ヘッズアップでは、「リバーでTが出ればいいなあ」という「伝説」池永氏の神通力が通じたのか 見事にTが落ちストレートを完成。周囲を大いにわかせたものの、殆ど危なげないチップ量を積み上げたyugen氏の前にはいかんともしがたく、結果は2着。

yugenさん勝利の証拠写真。総合優勝決定!



***



順位ネーム
優勝yugen(12+3pt.)
pulserxx(9+3pt.)
heba(4+3pt.)
池永(3+3pt.)
sasakimmx(2+3pt.)
LAC-HERO(2+3pt.)
いぶやん(1+3pt.)
爆破道(1+3pt.)
Torolic(1+3pt.)
10なごやん(1+3pt.)
11にし(0+3pt.)
12いわた(0+3pt.)


トーナメント3本を合わせた総合順位表は上のとおり。
なお、名オフ採用のプライズストラクチャはこちら。これに各トーナメントの参加ポイント(1本参加につき各1pt.)を加えてある。同ポイントの場合は、各トーナメントでより上位に残ったほうを優位とする。
なにはともあれ、初参加にして初優勝を飾ったyugenさん、おめでとうございます。

_ _

*レポート作成にあたり、記述は正確さを心がけましたが、もし記述に不正確な点があるなどお気づきの点があればお知らせください。とくにテキサスホールデムのゲーム記録に関しては、すべてわたしなごやんによる原始的な手書きなので、スーツの未表示や各ラウンドの境界など、流れについていけず多少曖昧にしてしまったり不十分な箇所があります。スムーズなゲーム進行を優先させるのがなによりも大切だと考えたので、そのあたりはどうかご了承ください。
また、本レポートで挙げたほかにプレイ中に印象深かった試合があれば、逐次反映させていただきますので、メール掲示板でお願いします。
なお、今回の成績は、レーティング表にも反映されるので、そちらもどうぞ。

今回から、総合優勝者のかたのみ、コメント(試合の手応え、オフの雰囲気など)をお寄せいただければ、本レポート上で掲載させていただきます。メールでお願いします。まったくの任意です。

さあ、次回名古屋ポーカーオフは5月27日(土)です。はじめてのかたもぜひ一度(^-^)
おつかれさまでした。


文責 なごやん(5/2,2000)



メインページへ戻る