☆神経衰弱:対COM戦☆ 2004.1.24更新

LiveMakerプロジェクト第3弾は、「神経衰弱:対COM戦」です。
動作には、LiveMaker本体が必要となります。
以下のファイルを任意の場所にダウンロード(要解凍)したのち、LiveMakerからLiveNovelを立ち上げ、先ほどのファイルを開いてください。
なお、このプロジェクトファイルはご自由にお使いいただいてかまいません。
ただし、LiveMaker本体の扱いは、公式HPのルールに従うようお願いいたします。
追記としまして、このHP上の画像や記事の転載はかたく禁じさせていただきます。

 LiveMaker用プロジェクトファイル  神経衰弱:対COM戦(lzh圧縮)


※図1:チャートリスト
図1:チャートリスト

「神経衰弱:基本セット」を拡張して作成されています。
新規に「COMの思考ルーチン」用と「難易度設定」用、それにプレイヤーとCOMの当落判定を別々に用意しました。



<※図2:変数リスト
図2:変数リスト

「基本セット」から新たに追加されたのは6つ。
「ターン」「記憶」「プレイヤ正解数」「COM正解数」「仮計算」「level」です。
うち、変数「記憶」は配列変数として扱い、COMの思考ルーチンに使用されています。



※図3:メインチャート
図3:メインチャート

とくに難しいことはしておりません。
プレイヤーターンかCOMターンかを、変数「ターン」で判定し、各ルーチンに跳ぶようになっているだけです。
変数「ターン」が「1」のときはプレイヤー、「2」のときはCOMのターンです。



※図4:難易度設定チャート
図4:難易度設定チャート

3段階のレベル調節の選択です。
変数「level」に、「簡単」なら「30」、「普通」なら「50」、「鬼」だと「100」が代入されます。
この説明は後述の「COM思考チャート」で行います。



※図5:COM思考チャート
図5:COM思考チャート

今回のキモとなる、「COMの思考ルーチン」です。
1枚目は完全なランダムで選択されています。
すでに開かれていたら、またランダムで選択するようになっているだけです。

肝心の2枚目ですが、2枚目をめくる前に、難易度によって処理が分岐するようになっています。
<難易度調節>で「1〜100」の乱数を発生させ、それに前述した変数「level」の数値を加算します。その合計が100以上であったら「思考ルート」へ、99以下であったら「乱数ルート」へと流れるようになっています。ですから難易度「鬼」の場合は、100%「思考ルート」へ進むことになります。

「乱数ルート」は、1枚目と同じ構造です。
適当に選んだ1枚をめくるようになっていますから、あまり当たることはありません。
「乱数ルート」でもカードは記憶されていきます。

「思考ルート」は、今までめくられたカードの内容(配列変数「記憶」におさめられています)と、1枚目の内容を比較し、符号するとそれをめくるようになっています。
もし符合しなかったときは、1枚目と同じ、乱数によるカード選択がされます。

チャート自体は長いですが、内容はそれほど難しくはないと思いますので、興味のあるかたは中身をあけて観察してみてください。

ご質問等がありましたら、お気軽にメールをください。
できるだけお答えするよう、努力いたします。
なお、「神経衰弱」については、今回で終了となります。
ありがとうございました。



    ホームへ戻る