みらくる☆らいと ☆人物 ○夏目有生(なつめゆうせい)……主人公。二年A組。すべてにおいて普通。はりあいのない毎日にいる。一人称はオレ。どちらかというといじられ役。 最終的には「奇跡」に頼らないで自分の望むものを手にするエンディングへ ○香川直人(かがわなおと)……有生のクラスメイトで友人。すべてにおいて優秀。クールだが天然でボケることも。もてる。有生といっしょにいるのは、彼が引き立て役に最適だからと思っている。当然ながらそれを口にしたことはなく、「友人にしてやっている」という意識が水面下にある。一人称はボク。メガネ着用しているが、実はダテ。料理が得意という一面もある。 「ボクがキミの友達だって? 冗談だろ。キミはボクの引き立て役だ。それ以上に役に立つと思っていたのか? めでたいな、キミは」 ○実原ゆき(みはらゆき)……二年D組。おとなしく控えめすぎてクラスではまったく目立たない。成績や運動能力も中の中。趣味もなく、せいぜいお菓子をたまに作ってみるくらい。なんでもこなす香川直人に惹かれている。直人に自分をしってもらいたいがため、友人とおぼしき有生に近づく。一人称はわたし。 ○小道朝(こどうあさ)……二年A組。バスケ部所属でレギュラー。有生たちのクラスメイトで、ゆきの幼なじみ。勉強はダメだが運動にはかなり自信のある勝気な少女。ツッコミ能力も高く、有生たちと知り合ってからは漫才トリオとなる。さっぱりとした性格で同姓に好かれる。有生たちに声をかけたのは親友のゆきのためである。面白みもない有生に対しては常に「アンタはまったくもう」とため息をこぼしている。一人称はあたし 「直人、すごいよね。あたしでも素直に感心しちゃうわ。それに比べて……アンタはまったくもう」 ○沢田真由(さわだまゆ)……二年A組のクラス委員長。成績は直人と同じ位によい。ただし運動は苦手。胸が大きすぎるのがコンプレックスらしい。メガネ着用。直人に対して成績を争うライバル心が内にあるが、反対に憧憬も抱いている。内心で燃えるタイプ。その直人と常にいる有生が、比較対象として落差があまりにあるため、惨めに思っている。キツ目の顔立ちと無愛想なためにクラスメイトからは孤立しているが、本人は表面上気にしているようには見えない。片親(父のみ)で、5人兄弟の長子なので世話やき。一人称はわたし。 ・メインストーリー 約束ごとを守らないのがきらいで、そのために掃除をサボろうとした女子と衝突。イジメがはじまる。その後は奇跡ポイントや穂摘の好感度で枝分かれ。もっとも無難な奇跡を使った回避をした場合、弟が事故にあうストーリーに変化。 ○楠穂摘(くすのきほづみ)……一年A組。五法楠流格闘術使い。困っていた有生を助けることで知り合った。裏表なく何でも言いたい放題で有生を落ち込ませるが、そのまっすぐさに救われている面もある。彼女は日々鍛錬を重ね、いつの日かある男を負かす日を夢見ている。背が低いのがコンプレックスで、それを指摘されると長い髪を立てて「どうだ、わたしのほうが大きい!」と言い張る。ときおり言動に珍妙なところがあり、有生は「いいヤツだが変なヤツ」と思っている。一人称は「ほづ」。 「おまえはいったい何がしたいんだぁ!」 ☆世界観 地方都市の高校を舞台としている。 主人公には奇跡を起こせる光を所有する力があり、解放することで事態を好転させられる。 その能力自体には自覚はなく、本人は「ラッキー」としてか思っていない。 解放される力は、好転させる度合いによって消費量がかわる。 最終的トゥルーエンドには奇跡の光が20必要になり、全員が優しい気持ちとなって終わる(予定だったが変更:上記)。 ☆プロローグ 得意科目、なし。 趣味、特になし。 やりたいこと、何もなし…… そんな無気力で平凡なオレにも、時間だけはみんなと平等に与えられている。 使い方のわからない時間。 もしオレに時間を操る力でもあれば、世界は変わるのだろうか。 変えられるのだろうか。 そんな奇跡を、オレは望んでいた。 ☆イベント:時間軸は無視した列挙 ()内は消費奇跡 ☆夏目有生イベント-------------------------------------------------------------- ○告白(10)……メイン登場人物全員に行える。10消費で成功。 ○交通事故(15)……学校の帰りに、ヒロインが交通事故にあい重体。助かる見込みはなかった。 ○宝くじ(0〜5)……宝くじを買うときに祈願することで奇跡Pを消費する。奇跡Pは最大5で一等1000万。 ☆香川直人イベント-------------------------------------------------------------- ○直人の本心1……有生と友人でいる理由を白状する。有生は引き立て役で観察対象。 ○直人の本心2……1とは別パターン。期待をされない有生をうらやましく思う。 ○直人の夢……父親の後をついで医者になるのを望む一方、飲食店を開きたいという夢もあった。 ☆実原ゆきイベント-------------------------------------------------------------- ○ゆきの本心1……直人に近づくため、有生を利用していた。 ○ゆきの本心2……朝も直人が好きだと気づいていたが、あえて協力してもらう。 ○勉強を教わるゆき……直人を頼ってきたゆきに、直人が戻るまで勉強を教えようとするが、結局わからなくてあきれられる。その後直人が戻ってきて簡単に解いてしまったことから、有生に対するゆきの好感度はさらに落ちる。 ○将来に夢のない有生と共感するゆき……ため息をついていたゆきと話をする有生。おたがいに将来の展望が見えず、落ち込んでしまう。けれどそれが奇妙な共感を生む。 ○ゆきの名前……親しくなると話してくれる。「ゆき」は「雪」とか「行き」とか「幸」をふくむすべてを表してつけられた。思いを一つに絞れなかった両親の苦肉らしい。彼女はその両親が好きであった。 ○文具の万引き……駅ビル内の文具屋で万引き未遂する。周囲のクラスメイトに半分脅されてやろうとしていたが、有生を見かけて輪を抜けて未遂に終わる。 ☆小道朝イベント-------------------------------------------------------------- ○朝の本心1……ゆきを直人に近づかせるために有生を利用していた。 ○朝の本心2……朝も直人が好きで、葛藤している。 ○体育の授業で有生を見下す朝……大活躍の直人と、サポートも満足にできない有生を比較する。 ○ダメな有生を放っておけない朝……元来世話好きな朝は、何をやってもぱっとしない有生を放っておけず、面倒をみるようになる。 ○シュート練習する朝……放課後、クラブ活動時間が終わっても一人でシュート練習する朝。有生はできる範囲で手伝うことにする。 ○あたらない推理……ミステリー好きだが犯人的中率が0という。 ☆沢田真由イベント-------------------------------------------------------------- ○真由の本心1……直人をライバル視しているようで実は好き。 ○真由の本心2……クラスで孤立しているが、本当はみんなと仲良くしたい。 ○中間テストの成績で直人に負けた真由が有生に絡む……話をする真由と直人の間に入る有生が邪魔に思えて絡む。 ○メガネを外す真由……自分を変えようと、有生に勧められてメガネを外す真由。 ○真由の買い物……学校帰りに見かけた真由は、たくさんの食材を買ってスーパーから出てくるところであった。彼女の家は両親が共働きで、兄弟が五人いるということだった。 ○真由のお迎え……一番下の妹を幼稚園にお迎えにいく。 ○真由の弟……主人公と下校中、真由のすぐ下の弟(中1)が目撃、因縁をつけてくる。シスコン。 ☆楠穂摘イベント-------------------------------------------------------------- ○穂摘の本心1……背が高くなりたい。 ○穂摘の本心2……遠い親戚で同じ武術を使う幼なじみの男、伊吹一葉を倒したい。 ○直人のことで絡まれる有生……嫉妬深い男たちに、友人である有生が代理として絡まれる。それを穂摘が一蹴する。 ○穂摘の髪の中……束ねた2本の後ろ髪のふくらみが気になり、有生は中身を知りたがる。その中には各種武器が隠されていた。 ○穂摘の家……有生の家からの通学路に、不思議に思っていた建物をあった。あまりの大きさに場違いを感じていたその家が、穂摘の実家であった。 ○穂摘のアイスクリーム……修行の妨げになると、甘いお菓子を禁じられてきた穂摘にアイスをご馳走する有生。 ○ユーセイ……有生の名前を「遊星」だと思っている。「うむ、放蕩なおまえにぴったりだな」 ☆第二部ルート 重要フラグ……  ゆき……屋上1、万引き解決、万引き実行(3)  朝………バスケ練習、足首ケガ、キス、好き  真由……イジメ発端、荷物持ち  穂摘……十郎太倒す、通学回数(4)  直人……調理器具 ○ゆきと直人が付き合う/万引き事件解決/朝がケガをしていない「ゆきルート含む」  バスケに打ち込む朝は、有生にだけ直人への想いをつげる。ここで有生が朝を好きかどうかの2ルートエンド  ゆきが好きな場合は「ゆきルート」へ ○ゆきと直人が付き合う(屋上1)/万引き事件未解決/朝がケガをする「朝ルート含む」  朝は直人が好きだった。バスケでがんばることで忘れようと思った。けれどケガをして、高校ではもうできないだろうと言われ落ち込む。その前日、ゆきから付き合うことを聞かされていた。自暴自棄になる朝は有生を求める。ここで「キスon/好きon」「キスon/好きoff」「キスoff」の3ルート。  二番目だと朝が壊れる。ゆきの万引きが発覚し、直人と別れる。4人がだんだんおかしくなっていくルートになる。最終的に奇跡Pでまとまる(予定)←これが「朝ルート」 「朝ルート」奇跡なしエンドはバスケ部のキャプテンから練習試合についての話をきく。相手チームは決勝トーナメント前にもかかわらず試合をしてくれたのは、朝が毎日頼みにいっていたからだとしる。キャプテンにほだされ、ボールのやりとりをしていると、朝がいつもの朝にもどり、泣き出す。相手チームが、また試合をしたいと、朝とマッチアップしたいといってきた。朝はキャプテンとなり、香川ももどり、実原もほだされていく。 そして、最後まであきらめずに自分を見守ってくれた有生に、朝は告白をしてエンド ○(終了)朝と直人が付き合うルート(ゆき_屋上1off)  勇気が持てなかったゆきが、朝の気持ちをしって身を引く。 ○真由イジメ〜妹事故「真由ルート」  西川が発端でイジメがはじまる。かばい立てする有生にも飛び火し、朝も直人も離れていく。  くじける真由は自殺をする。奇跡Pで助かる/助からない2ルート。  また、穂摘が「通学4」で助けに来るルートが1。  真由が助かると、その後、妹が交通事故にあう。  手術には多額のお金がかかる。宝クジ一等を持っているか、奇跡Pで助かる。助からないルートとあわせて3。 ○穂摘の越えたい相手(十郎太on)「穂摘ルート」  二歳上の分派兄弟子の伊吹一葉に、いじめられていた小さい頃に助けられ、それ以来憧れている。  しかし、あろうことか一葉は彼女を作っており、嫉妬している。一葉を倒して見返そうとする穂摘。  宿命の対決を前に、穂摘は家から武術を禁止されてしまう。学校での暴力行為が眼にあまったのと、彼女の実兄二人が彼女の力を恐れて父親に進言したからだった。  一葉との試合もできず、学校での居場所もなくした彼女は、生きる意味が見出せなくなる。  有生が穂摘を好きかどうかで2ルート。  穂摘が家出をする。有生のうちに泊り込む。有生の両親は娘ができたとよろこぶ。過去に有生が「妹か弟がほししい」といったとき、母がさびしそうに「そう」としかこらえなかったことをおもいだす。有生の死産した兄のことで、子供が産めなくなった母の話はアフタールートで語られる。  穂摘の武道を禁じ、五法の名を捨てたのは、父も兄も穂摘を思ってのことだったとわかるのが真エンドになる。 ○アフタールート  有生の生まれなかった兄の話が始まり、自分のなかの兄を知る。