まあるいまんまるお月様。
時には鋭く尖った形になったり、
突然姿を消してみせたり、
色んな表情を私たちに見せてくれるけれども、
やっぱりあなたはまあるい形が良く似合う。
黄色い色が良く似合う。
広大な草原の中にぽつんと立って、
あなたと二人の時間を過ごすのもいいけど、
都会の雑踏に身を委ねて、
四角い大きな箱(ビル)から抜け出す
あなたを眺めるのもいいかもしれない。
二人っきりの時には
あなたはあんなに遠くに感じるのに、
雑踏の中では
あなたがとっても近くに感じるのは
なぜだろう?
草原の中では
いくら手を伸ばしても届かないのに、
都会の中では
あふれんばかりの大きさで迫ってくるのは
なぜだろう?
だけどね、
一つだけわかっていることがあるの。
それは、
あなたが
いつも
私の側に
いてくれる
ということ。
優しい光で
包んでいてくれる
ということ。
・・・ありがとう。
いつもあなたのことを
思っているわけではないかもしれない。
でもね、
心の中にはいつもこの言葉があるの。
・・・ありがとう。