YAMAHA NS-1000 MONITOR      第1号館Top
このページでは、世界遺産的スピーカー「NS-1000M」(YAMAHA)のご紹介をします
JBL CENTURY GOL
弦楽器の弦が乗るJBLの力作

写真をUPしました。是非、ご覧下さい。

2007年8月更新 アイソレーション・レギュレーター追加



<YAMAHA NS-1000MONITOR>

YAMAHA1000M
内側がYAMAHA1000M,外側はJBLセンチュリーゴール

このスピーカーシステムはYAMAHAの音響技術を結集して作られた、世界に名を残した名器です。
PIANOを思わせる真っ黒なボディーに、これでもかと言わんばかりに誇張されたYAMAHAの「Y」をあしらった
ミッドスコーカーをアクセントにしたブックシュルフ型3WAYスピーカーシステムが発売されたのは1972年のこと。
発売以来、日本国内はもとより世界中のスタジオで指示され
JBLと並んでスタジオモニターとしての地位を確立しました
今でこそB&Wやスペンドールに代表される小型高性能スピーカーがもてはやされておりますが、
当時は音楽愛好家のステータスでした
設計が古いだけにバナナプラグやバイワイヤリング接続には対応しておりませんが、
その音色は30年経った今でも新鮮な印象を与えてくれます
私が1000Mを購入したのは8年前の事です
翌年には生産を終了してしまったので、タイミング良く購入できたと思います。
当時私は結婚したてで、オーディオは木造アパートの6畳和室に設置していました。
オーディオテクニカの横型ラックと28インチのTVと1000Mとコタツで、
6畳間は満員御礼状態になってしまい、更にカーペットを敷いていたので、
決してよい環境とは言い難いものでした

<木造アパート和室6畳に詰め込んだシステム

・ スピーカー:YAMAHA NS-1000MONITO
・ スピーカー台 : Bブロック積み重
・ アンプ:SONY TA-333ESG(100w×100w6Ω)
・ CD :SONY   CD-555ESA

その後アンプをラックス:L-507sにグレードアップ。劇的な変化に耳を奪われました。
立体的な音の厚みが格段に出てきて今までの音が2次元に聞こえる程差が有りました。
高音のザラツキも無くなり、ポリーニのピアノは張りのある、弾けるような音に変化。
低音は更に感動的で、BASSをブーストしたかの様に豊かになりました。
これは決してオーバーな表現では無く
ラックス507と1000Mはベストマッチと呼ぶに相応しいと思います。
みにラックス507は中古で12万円前後です。
更スピーカー台を軽量ブロックから若月の三点支持型に換えると、
低のヌケが良くなり、躍動感に磨きがかかりました。
それまで中低音不足で、今一聞く機会が少なかっ
ベース中心のジャズも聞くのが楽しみで毎日の様に聞いていました
そんなこんなで、いよいよ憧れの一戸建てマイホームに引っ越す日がやって来ました。
私はフローリングの客間にシステムを置くことにしました。次にシステムを紹介します。

<間六畳における1000Mのセッティング>

・ スピーカー:YAMAHA NS-1000MONITOR
スピーカーコード:オーディオテクニカ(AT6S25
・ スピーカー台 : 若月三点支持
・ア ンプ:ラックス L-507s(80w×80w)
・ CD :SONY   CD-555ESA


以前住んでいたアパートの和室とは正反対のライブな部屋です。手を叩いて残響音が出るようならライブな部屋と言えます。カーペット(三畳タイプ)はスピーカー前面より0.5M後退させています。尚、スピーカーのバックスペースはクローゼットの扉です。左右のスピーカー間隔は2M。理想は2.3Mである事を確認していますが、同居するスピーカー(JBLセンチュリーゴールド)の都合上この間隔で我慢しています。リスニングポジションは座面までの高さ35cmのソファーで、対面にあるガラス戸ギリギリに置いています。(シャッター雨戸を閉めるのに一苦労してます。)オーディオシステムはソファーに座って左手の壁に沿ってオーディオテクニカの横型ラックに収納。スピーカーは直にスピーカー台に置かずに、10円玉を3個(三点支持なので)挟みました。これにより、ぼわっとした低音に締まりが出ます。よく、余計な低音を吸収する為にスピーカー背面(部屋の角隅部分)に座布団等を置きますが、あまり変化が無かったので、なにも置いていません。
1000Mを鳴らした初めの感想は「え、うそ〜!」でした。立体的で締まりのある低音が、張りのある中高音と共に音像を見事に組み立てています。ようやく、このスピーカーの良さを引き出せました。まさか新しく入手したJBLのセンチュリーゴールドの上を行くとは思いも寄らぬ事で、うれしくてたまらない気持ちと、センチュリーゴールドの出費が無駄になった脱力感で複雑な心境になりました。

<JBLセンチュリーゴールドとの比較>

新居引っ越し!今がチャンスとばかりに、前々から狙っていたJBLのセンチュリーゴールドを購入
在庫処分新品¥194,000(2本セット)を見逃しませんでした
YAMAHA NS-1000Mが現役を引退してからパッとしたスピーカーが無く、
唯一、センチュリーゴールドが異彩を放っていたのです
中低音のさらなる強化と高域の分離を見事に出していました
本当はアンプを同じラックスのL-509にしたかったのですが
いくらなんでもそんなに高給取りではないので諦めました。新居に納入して早速セッティング…。あれ…?
洋6畳にグレードアップ(?)した部屋で鳴らしてみると、中低音がこもっていてヌケが悪すぎ…。
方や1000Mは和室ではみられなかった、ヌケのよい重低音を披露してくれました。
中域の分離はベリリウムスコーカーの1000Mが勝り、高域も少し煩いのですが、
100Mのベリリウムツイーターの方がメリハリは有ります。
唯センチュリーゴールドが良かったのはボーカル。みずみずしい奥域のある歌声でした。
1000Mでは、やや平面的な声になってしまいました
このままでは宝の持ち腐れ…と思い、センチュリーゴールドをバイワイヤリング接続。
高音に腰が出ましたが、少しがさつく。中低音は豊かですが、相変わらずヌケが悪い。
結局宝の持ち腐れ意識は改善されず、今後の課題になってしまいました。
アンプ:ラックス507を用いての比較では1000Mの勝ち。今でも一級のポテンシャルを持っている事が証明されました。
中古で7万円位から手に入るので、本格的なスピーカーシステムをお考えでしたら、
是非購入をお奨めいたします

<小型スピーカーでは役不足?

本格的なステレオシステムを置く場所が無く、仕方が無く小型スピーカーを購入するケースが多いと思います。音楽を楽しむ本人が、満足のいく音が出せればスピーカーの大きさは問題ではありません。一昔前は低音技術が未発達で、低音再生能力=エンクロジャーの内容積でした。しかし、最近ではボーズを始め各メーカーが低音再生技術に磨きをかけた結果、従来30cmの口径を持つウーハーの低音を16cm以下のウーハーで再生できる様になりました。従って、無理に大きなスピーカーを買わなくても満足のいく音が手に入れやすくなったと言えます。代表的なメーカーはボーズ、B&W、デンオン、パイオニア、ソニー等です。しかしながら、全ての人の満足を得られるわけではありません。それは音源面積によるスケール感の違いです。もちろん立体的な音を再生できる条件が揃っての話ですが、セッティングが決まった中〜大型スピーカーシステムは決して小型スピーカーでは得られない満足感を与えてくれるでしょう。音量が小さいから大きなスピーカーは過剰スペックだと思う人がいたら、それは間違えです。「そんなことはない」と反論が有るとすれば、その人の満足レベルは小型スピーカーで充分であるか、中〜大型スピーカーの魅力を体験していない為に想像が難しい為だと思います。「スーパーウーハーが有るじゃないか」というのも全ての解決手段では有りません。確かに低音は豊かになりますが、スーパーウーハーの使い方はあくまでメインスピーカーの補助です。鳴っているのかどうかというレベルで調整するのが一般的です。メインスピーカーの低音特性を無視したセッティングは違和感が出るだけです。歌謡曲やジャズ、ハードロック&ヘビーメタル、交響曲といった中低音のリズムが基礎になる音楽には中〜大型システムが有利となり、ボーカル、バイオリンといった音の響きが命の音源には、B&W、タンノイといった小型で箱鳴りで聞かせるシステムが向いていると言えます。かくいう私も、1000Mでは表現しにくいバイオリンの弦の乗ったサウンドが欲しくて、B&Wの小型スピーカーを買い足したい今日この頃です。

<そして5年が経過して・・・2006年。JBL CENTURYGOLD本領発揮!!!>

上記の掲載から数年が経過しました。2008年現在、我が家のシステムは次の通りです。





オーディオルームのシステム(洋間6畳)
・ スピーカー:YAMAHA NS-1000MONITOR
・ スピーカー:JBL センチュリーゴールド(バイワイヤリング)
(高音/低音両側にRadioWaveCut装着)
スーピーカーコード:MONITOR COBRA4C
イシュレーター:MONITOR CP-8(左右各4個)
・ スピーカー台 : 若月三点支持
・ プリメインアンプ:ラックスマン L-507s(80w×80w8Ω)
・アンプ電源コード:オヤイデ電気 TUNAMI GPX
・ CDP :MARANTZ SA-15S1 
・ RCAコード:オヤイデ電気 PA-02TR 0.7M
・ CDP電源コード:オヤイデ電気
 TUNAMI GPX
・ 壁コンセント:オヤイデ電気 SWO-DX ULTIMO
・コンセントベース:オヤイデ電気 WPC-Z
・電源タップ:オヤイデ電気 OCB-1 EXs

・アイソレーションレギュレーター:CSE RJ-50
・CSE RJ-50電源コード:オヤイデ電気 PA-23FX 1.8M
Noise Harvester:PS Audio


5年前大きく違うのは、JBL:センチュリーゴールドの音質です。
各ユニットが馴染んできた事と、ラックスL-507sのエージングが完了し、本来のラックスサウンド
を奏で始めた事が大きな要因だと思うのですが、チェロ協奏曲を再生した場合を例に取ると、
がさついていた高音は綺麗に澄み切って何処までも伸びていき、課題だった弦楽器の弦の乗りも、
僅かなエッジが出てきて、聞き疲れしない音色を奏でます。低音再生も申し分なく、
硬かった新品時とは月とすっぽんです。最も優れているのは、低音から中低音への
繋がりが厚みを持ちながら、滑らかに耳障りな感覚を一切持たない理想的な再生能力を
発揮している点です。ジャズを再生すると、分離しすぎない中高音特性を示し、
JBLサウンドを体感できます。ボーカルではさらに艶やかな再生を示し、やっと本領発揮
といったところですね。これまでの主役で有ったYAMAHA NS-100MONITORに肉薄か
それ以上か?うん、やはり超えてきましたね。投資のかいが有ったと思いたいのですが、
やはり、1000Mを超えられると寂しいですね。最近のスピーカーのお得意である
バイワイヤリング接続が効いています。

スピーカーコード交換



スピーカーコード:オーディオテクニカAT6S25では立体感と躍動感は立派なのですが、
ジャズでは高音がキンキンしてシンバルはノイズに化けてしまう為、MONITOR:COBRA4Cに
交換しました。予想通り、高音に厚味が増し、低音から高音の繋がりがスムースになり、
キンキンいっていた特性も少し緩和されました。しいて言うと、高音の分解能が
少し劣るようです。20時間のエージングで、高域の繊細さが出てきましたが、未だ不充分です。

CDP更新



音の厚味と相反する要求ですが、オーディオソースの分解能を上げる事で解決したいと考え、
16年前のCDPをMARANTZ SA-15S1に更新しました。これは大正解!ノイズにしか聞えなかった
シンバルは本来の金属音を奏で、全体の(特に中高音)分解能が増して、明らかに情報量
多、レスポンスの良いデジタルサウンドらしい音を再生しています。中低音はスッキリして、
押付けが引っ込みましたが、躍動感は上手く残りました。残る問題は低音の厚味と音像です。

電源コード交
(プリメインアンプ用



そこで、アンプの電源コードを予てより気になっていたオヤイデ電気のTUNAMI GPXに交換しました。
ノズレベルが低下し、全体的に音の厚味が増しましたが、エージングが完了していない現時点では、
フーカスがもう一つで高域も今ひとつ伸びません。そこで、外したアンプの標準コード(結構太い)を
CPに転用したところ、高音の伸びと、フォーカスが出てきました。この時点で、分厚い中低音と、
そに埋もれない音の芯が浮き彫りになり、アンプのラウドネスは、音量に係わらず不要になりました。
今まで、ラウドネスONでしか満足の得られなかった特性と別れを告げた、最高の瞬間でした。
最後の仕上げに、車のチューニングで用いるトルマリンシートをコネクタ直後に巻いたところ
これまたビックリ。思ったとおり全域がクリアな音に変化し、やっと一段落しました。
クラシックを聞くに当たっての対策でしたが、次にジャズやロック等を再生してみてさらに感動しました。
ベースのアタック音は、ビンビン前に出てきて、フロアに響く重低音はナミダ物です。
ハードで言えば、1ランクどころか、3ランク以上は上の製品でもここまで出ないであろうと
思える程で、子供でも音の変化に気が付き、「スピーカー換えたの?」と聞かれてしまいました。
過去に色々な改善を行いましたが、電源コードの交換&トルマリンシートが際立って効果的で
正直驚きでした。高価なアンプやCDPを導入する前に、お奨めのチューンです。但し、全体的に
高域よりの再生音なので、(低音も素晴らしいが、高音のエネルギーバランスが多少勝っていて
ボーカル特性が少し上ずる傾向が有る)次の改善ポイントです

電源コード交換
(CDP用)



CDP用の電源コードとして選んだのは、オヤイデ電気:PA-23FXです。
望んだ性能は、低域〜中低域の音の厚味と、中高域の分離能、そして
高域の伸びでした。アンプと同じTUNAMI GPXで行くのが、安全策と
思いましたが、太く固いが故の取り回しの悪さと、エネルギーバランスに
不満が有ったので、CDP用としてもう一度考え直しました
そこで、選んだのがPA-23FXです。TUNAMI GPXと同じ導線:PCOCC-A
を用いている事で、エネルギッシュで響きの良い特性だということは
想像がつき、導線が2.0スケアと比較的細い為、高域の改善が望めると
考えたからです。不安は、音の厚味が出るか?という1点でしたが
交換してしばらくエージングした後の音は、期待をはるかに上回るものでした。
もはや大事件としか言いようがありません
エージング30時間は、全域の音の厚味が、心地よい響きを伴いながら厚く
なっているのが直ぐに判りました。ピアノ鍵盤を弾く音が聞える
ような、躍動感にあふれた優しく、透明感のある音が全体を支配します。
さて、大事件は70時間後に起きました。低音が地響きに変わっているのです。
少し低音がブレイクしている感じでしたが、100時間後はしっかりと芯を
形成し、高音は透明感に溢れ、何処までも伸びていく大迫力のサウンド
に大バケしました。アラウの1984年12月ニューヨーク録音のベートーヴェン
ピアノソナタ23番「熱情」は、まさにBESTマッチングです
CDPの電源コードでこんなに変わるとは思いも寄りませんでした。
最近のオヤイデ電気のPCOCC-A商品の特徴として
共通しているのが、この「音の響きと厚味」です。どんな音が出るのか
全く判らないという事は無いので、安心して選択できるので
嬉い限りです。今回のように期待を遥かに上回る結果も得られる、
新材PCOCC-Aに注目です。
TUNAMI GPXとのコンビネーションも最高です

電源タップ交換



次に電源タップを、PC用からオヤイデ電気のOCB-1EXsに交換しました。
電源コード:TUNAMI GPXは、鬼のように固いコードなので、壁コンセントから取ると、
出っ張って、生活に支障をきたす為、仕方なく電源タップを使用しています。電源タップ
:OCB-1EXsの電源コードは、柔らかく取り回しの自由が利きます。音の為に設計された
一体構造で、電源コードは交換できませんが、オーディオソースその物が、最終端末コード
(TUNAMI GPX)の影響を強く受けるという普遍的な要素を考えると、中継BOXである
電源タップは、癖の少ない、全体的にSN比の高い製品を選ぶ事にしました。
エージングには70時間程要しますが、TUNAMI GPXの特徴をさらに高めるのに
貢献しています。PC用の安価なコードと比較する方がおかしいのかも知れませんが、
一音一音の輪郭が出てきて、芯の太い音になりました。

インシュレーター追加



オプションのスパイクインシュレーターを電源タップ:OCB-1EXsに装着しましたが、
立体感が無くなり、随分と安っぽい音になってしまいました。好みの問題で
言うならNGです。そこで、スパイクインシュレーターを外し、付属していた
ウレタンベースを装着すると、ラックスマン:L-507sの本来持っている、
柔かい中にフォーカスが有る音に忠実で、しかもレンジが広く、
重心の低いサウンドになりました。残響は程ほどに残っていますが、
個人的には残響を利用するチューニングに心がけています。

もったいないので、スパイクインシュレーターをJBL:CENTURYGOLDに左右
それぞれ4個使用して見た所(スパイクは付けずにインシュレーターのみ下に
敷いた)、電源タップに装着したのとは逆に立体感が増加しました
特筆すべきは、中低音の厚味増加と、中高音の透明感が向上した事です。
余計な振動が、音に変わるイメージですね。これまで、音が硬くなる傾向の
インシュレーターは多く経験しましたが、8個¥2520の決して高価とは言えない
このインシュレーター:MONITOR CP-8(オヤイデ電気通販)は、スピーカー
の下に敷く事で、予想外の好ましい効果が出ました。

壁電コンセント&ベース交換

   →   

さらに、PC電源と共有の壁コンセントから取っていた電源を、同じ部屋の
別のコンセントからとる事にしました。思ったとおり、ノイズレベルは大幅に下がり
ましたが、透明感が足りません。そこで最終手段!壁コンセント交換に踏み
切りました。交換したのは、オヤイデ電気壁コンセント:SWO-DX ULTIMOと、
アルミ&カーボンのコンセントベース:WPC-Zです。部材はネットで購入して、
交換作業は、電気屋さんに依頼しました。もともとのコンセントには
アースが来ていませんでしたので、アース工事も一緒に依頼しました
ちなみに、工事費用は¥16000でした
さて、音の方はこれまた激変です。全体の雰囲気を保ったまま見事
霧晴れて、何処までも澄んだ蒼天の空のようなクリアでメリハのある
音になりました。ピアニッシモからフォルテッシモまで全域の一音一音に
粒立ちと響きがあり、メリハリの副産物である平面的な印象は皆無で
とても立体感のある、次元の違うサウンドに生まれ変わりました
どんなジャンルの音楽を再生しても、歪感がなくなったのは驚きです
コストは掛かりますが、1クラス上の機器に買い換えるよりも経済的で、
そ以上の音を手に入れることが出来ます。

RadioWaveCut装着

  

ゴトウ総合音響:RadioWaveCutをJBL:CENTURYGOLDの低音側に装着。
なんでも、ラジオノイズを検波した逆起電流を抑え、パワーアンプに入る
ノイズを減少し、アンプ動作を安定させる事で、鮮明な高域特性
引き締まった低音特性を得ることが出来るとのふれ込みであるが・・・。
さて、実装してみると・・・・・・
本来、バイワイヤリングの場合は、高音側か、高音低音の両方に装着する
ようですが、私のシステムでは、高音がきつくなり、全体的にハイあがり
な傾向が強くでた事で、かえってバランスを崩してしまいました。ボーカルは
明らかに上ずって聞えるし・・・・・・・
低音側に装着してみると、これまたビックリ!低音の締り
出て全体のバランスも極めて良好になりました。そして30時間エージング
したRadioWaveCutをも一度高音側に装着してみると、今まで高音の影に
隠れていた低音が、高音と争うように前に出てきました
若干ハイよりな特性ですが、崩れていたバランスは見事に修復されており、
本来の性能を発揮し始めた様です。もう、このパーツ無
では満足できない程の効果である事は間違い有りません
このパーツは、オーディオシステムの特徴を理解した上で、自分
好みの音が出るように工夫するのが一番です

RadioWaveCut2セット目装



さて、RadioWaveCutを低音側に追加装着し、バイヤイヤリング両chに
装着してみました。音出しの瞬間、これまでの音とは次元の異な
ハイスピードで臨場感溢れるサウンドに圧倒されました
低音、中高音、高音の繋がりが良くなり、どこかが引っ込む事
なくなりました。やはり、両chに装着するのが、本来の使い方なのかも
知れませんね。後藤さんは、低音の締りが良くなると表現していましたが、
それはもちろんの事、両ch装着の相乗効果が見事です
今回の1セットは、エージング済みのリサイクル品を使用したので
いきなり良い音が得られました


RCAコード比較装

         
AT-SA2000                PA-02

さて、従来のOFC技術を結集したオーディオテクニカのエントリーモデル
AT-SA2000と、新素材PCOCC-Aを実用レベルで実現したオヤイデ電気
のPA-02を比較検討してみました。先ずはAT-SA2000ですが、レスポンス
のい、レンジの広い音を奏でます。本システムでは、低音が特に強調
されます。自然さは今一ですが、その迫力に圧倒されます
対してPA-02は、バランス型で自然な音が最大の特徴です。中でも、
チェロやバイオリンの弦の響きが素晴らしく、低音から高音まで音割
することなく、不要な複音が出ないのが、クリアな音に繋がってい
様す。共によく出来たコードですが、しいてジャンル分けするなら、
POP,ROCKはAT-SA2000。クラシック,ジャズはPA-02と言えます。
ここで忘れてはならないのが価格です。AT-SA2000の約1.5万円
に対して、PA-02は1万円弱と、2/3の値段である事は
正直驚きに値します。現在のシステムはやはり、PA-02
メインに使用しています


アイソレーション・レギュレーター
(CSE:RJ-50)



アイソレーション・レギュレーターをCDPの電源に入れてみました。
AC100Vを内部で直流に変換し、新たな電気を作り出す装置で、
クリーンな電源が得られ、50Hzの周波数を60Hzに変換してくれます。
我が家は、関東地方なので当然50Hzですが、この装置が60Hz
再生を可能にしてくれました。出てきた音は濁りが無く、情報量の
多い音でした。音の張りと、低音再生能力、高音の煌びやかさ
に圧倒されつつ、関東が50Hzである事が恨めしく思いました。

アイソレーション・レギュレーターの電源コードは、CDPの
オヤイデ電気 PA-23FX 1.8Mを移植し、CDP用にはTUNAMI GPXを
買い足しました。どちらをCDP用にするかのテストでは、電源が良くなった
影響か、PA-23FXよりもTUNAMI GPXの方が繊細で力強い音が
得られました。超高音の分解能はPA-23FXに一歩譲りますが、
全体のバランスで勝ります。

そして、締めは必殺10円玉4枚をインシュレーターに使う
40円チューンです。これは効きます!豪華なインシュレーター
は持っていないので比較できませんが、音の粒立ちが
全く違います。高音の分離も見事で、銅素材特有の中低音の
エネルギー感減衰も少なく、自己満足度は最高潮です。

Noise Harvester
(PS Audio)




さて、こうなるとアイソレーション・バランスフォーマーを導入したくなるのが
マニア心というもの。しかし、いかんせん値段が高すぎる。
そんな悩みを解決してくれたアイテムがノイズ・ハーベスタでした。
高周波ラインノイズを取り込んで、光(ブルーLED)に変換して解消する
アイテムなのですが、使用方法は電源コンセントに挿すだけという
至って簡単な物。この手のフィルターは効果が薄くて半ばオカルトグッズ
的な印象しか無かったのですが、使ってみるとその効果は予想外に
大きいものでした。但し、安定した効果が得られるのは10時間程
エージングを行った後です。

壁コンセント→電源タップ→アンプサービスコンセントの順に効果を
確認していきました。壁コンセントでは効果が判りにくく、電源タップ
では高音の霧が晴れた様な印象で(ここまでチューニングしているので、
曇っているという意識は無かったのですが甘かった!)、音の粒立ちと
超高音の分離が飛躍的に伸びました。マランツSA-15S1の特徴を
生かしたサウンドと言えます。長時間のリスニングは疲れますが・・・。

最後にアンプのアクセサリーコンセントに挿すと、中低音から中高音までの
音像が浮かび上がって、音を濁す事無くパワー密度が向上しました。
しかし、高音の分離に変化は無く、レンジ感が狭くなった印象となりました。

悩んだ結果、アンプのアクセサリーコンセントに挿す事に決めました。
次は、CDプレーヤーの電源を供給している電源タップに
ノイズ・ハーベスタを追加し、高音の分離を良くしようと思います

と言う事で、電源タップ2箇所に追加です。
いやはや、凄いです。高音〜超高音の分離能が向上し、
少し狭くなっていたレンジ感が逆に広がった印象です。
低音〜中音もさらにパワーアップ!思惑通りの効果が得られました。
挿す方向や位置によって微妙に変わる表情を捉えて
セッティングを行えるのは、理屈抜きに楽しいものです。



おまけ!<居間のAV&ライトリスニングシステム(洋間14畳)>




・ スピーカー:KEF iQ3(バイワイヤリング)
スピーカーコード:オーディオテクニカ(AT6S25)
・ スピーカー台 : 若月ST-1000B
スーパーウーハー:YAMAHA YST-SW325(プリアウト〜RCA接続)
・ アンプ:デノン PMA-1500AE(70w×70w8Ω)
・ CDP :デノン DCD-755AE
RCAコード:オーディオテクニカAT-SA20000.7M
DVD :I-O DATA AVLP-DVDG
チューナー:ソニー S333ESA


液晶TVの購入をきっかけに、居間に新設したシステムです
当初は、アンプにソニーのTA-333ESGを使っていましたが、流石に15年以上も
前のアンプです。接点がいってしまい、2006年にデノンPMA-1500AEに更新しました。
いやはや、アンプテクノロジーの進歩は速いですね!半分くらいの重量で、10倍も良い音
出すんですら・・・。低音のしっかりしたデノンサウンドですね。これは正解でした。
DVD再生には、アイオーデータのリンクプレイヤーを採用しました。PCで録画した
AVIファイルを再生するのに便利なもので・・・。しかし、音は良いですよ〜。価格の割りに・・・。
2万円台で24bitD/Aコンバータ積んでるのはお徳ですね。
問題はCD:デノンDCD-755AEです。世間の評価はとても高い機種なのですが、弦の生音
が見事に引っ込み、低音がしっかりしている。そして、細く伸びる高音・・・。
これが最近のデノンサウンド???何度聞いても、アイオーデータのリンクプレイヤーの
方が高級な音がする・・・。しいて良く言うなら、聞き疲れしないまとまった音という程度
ですね。スーパーウーハーのクロスオーバーとボリュームを再設定して何とか
聞ける音にチューンしましたが、今は我慢してひたすらエージングに勤めています。
半年後、どうか?・・・・・



スピーカーのKEF:iQ3は、単独ではイージーリスニングのレベルですが、スーパーウーハ
を加えると別世界の音場を提供してくれます。DVD再生での迫力ある2ch+1再生は、
「サラウンド嫌い派」の私には大満足のレベルです。CD再生となると流石に本格的な
2chシステムには適いませんが、音楽全体を把握できる正にイージーリスニングに合った
音奏でます。この場合のスーパーウーハーは、低音補強というより音の繋がりを構築する
意味合いが大半を占めています。CDP以外のこの組合せは絶対お奨めです。
オーディオルームで聞く音とは根本的に違いますので、両方で同じCDを聞いても
飽きることなく、全体を見渡せる分新たな発見も有って、楽しいミュージックライフを
送っています。



半年が経過し、システムの音が大分決まってきました。半ば諦めていたCDP:
DCD-755AEの意外な落とし穴に気が付きました。RCAコードとの
相性がとても良くなかったんです。イージーリスニングシステムにあまり
投資したくなかったので、そこそこのケーブルで繋いでいたのですが
これがアダになっていました。アイオーデータのリンクプレイヤーにまで
負けていた最悪の相性に翻弄されていた訳です
オーディオルームで使わなくなった、オーディオテクニカ:AT-SA2000に
交換すると・・・・何とも従来のデノンサウンドが満ち満ちて、アンプの
トーンコントロールも、スーパーウーハーも必要ないレベルになりました。
今まで引っ込んでいた高音は、繊細でよく伸びるようになり、迫力
全く感じられなかった低音は、すばらしい音圧を奏でています
なにより、音の響きが随所に感じられます
今日からスーパーウーハーはDVD専用となりました
もう一つ学んだのは、KEFのスピーカー:iQ3は、原音に忠実だと言うことです。
こなると、このスピーカーに対する見方が大きく変わってきます。
システムの音が反映されやすいという事は、電源コードチューン等
お遊びがこちらでも出来るという事で・・・。楽しみです。

RadioWaveCut装着



先ずは、JBLセンチュリーゴールドでその威力を発揮したRadioWaveCutを
高域側に装着しました。思ったとおり、全域の曇りが取れてクリアな
サウンドに変貌です。しかし、芯の太さがどうか???

電源コード交換



と言う事で、早速アンプの電源コードを、オヤイデ電気のPA-23FXに
交換しました。オーディオルームのCDP用電源コードで採用した
電源コードですが、こちらでも大活躍です。
ノイズレベルの低減は元より、音に奥域と響きが加わり、2ランク
アップした感覚です。しかし、スピーカーサイズが小さいため、
低音の厚味は今一です。そこで・・・

RadioWaveCutを低域側に追加です。
やはり効果は絶大でした。スケール感が大幅に向上し、
低域の厚味も出てきました。特筆すべきは、やはり
ノイズレベルの低減です。ボリュームをさらに大きくできるので、
今まで聞き取れなかった音が出てきました。
そろそろイージーリスニングの域を超えた感じになってきました。

Noise Harvester
(PS Audio)




オーディオルームでとても効果的だったアイテムを、こちらにも
付けてみました。やはり大化けです。リビングという最悪の
電源環境で聞いている訳ですから、効果が大きくて当然
かも知れませんが、数千円のパーツでここまで改善出来る
のは、正直驚きです。全体的に透明感が出て、一音一音が
くっきりと聞えてくるのには感動しました。
高音から超高音の切れと、密度が増して充実した中低音が、
レンジ感を広く且つパワフルに聞かせています。

高音の切れは良くなりましたが、高音のボリュームが出てきません。
そこで、おなじみ必殺10円玉4枚をインシュレーターに使う
40円ボンビーチューンをCDPに施してみました。
これは正解でした。しかし、10円玉の銅素材は、高音の分解能と
ボリュームを向上させますが、副作用として中低音の厚味が
激減します。そこで、スピーカーのインシュレーターに使っていた
10円玉4個を外してみると、音の厚味が復活し、丁度良い
バランスになりました。

残るは、全域のエネルギー感UPです。




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