ゔわ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ ごっ゙ち見てる゙ぞお゙お゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙






CV33 カルロヴェローチェ アンツィオ高校
ガールズ&パンツァー劇場版 より

プラッツ 1/35スケール プラスチックモデルキット











続けざまの模型道第14段。
劇場版では見事GPS役を務め、MVPと言ってよいであろうアンツィオトリオのカルロヴェローチェ・CV33です。

前回のU号から間隔がずいぶん短いですが、別に並行して作成していたわけではなく、U号が完成して写真撮ってアップした後で着手しています。
ここまで開始から完成までが速かったのは初めてです。








メーカーはいつも通りプラッツとなってますが、キット自体はブロンコのものであります。

…はじめに正直にぶっちゃけてしまいますが、このキット、お勧めしません。(※個人の感想です)
非常に小さいサイズにも関わらず決して安くないことでまずハードルがあると思いますが、それを別にしても非常に作りにくい。
必要以上にパーツ割りが細かく、それにも関わらず組み立てに対しての設計の工夫はそこまでは感じられず、そしてパーツの精度は高いとは言えない。
実も蓋もないことを言ってしまうと作っていてつまらなかったです。こんなに作っててつまんないと思ったのも初めてです。
これだけのパーツ割りでも箱根細工みたいに唸るような凝った組み立て方だったり、パーツ同士がバチピタではまったりすれば全然印象は違ったと思うのですが。
しかしおかしな話ですが作っていてもつまらないので気乗りがせず、とっとと作業を済ませてしまいたくなるので普段なら必要以上に丁寧に行うヤスリ掛けや小細工も最低限以下になり、そこに重ねて部品点数は絶対的には少ないので結果速く組み上がったと。
…いいんだか悪いんだか…単に普段が無駄に手間かけ過ぎだ?それも否定はしません。


転輪とサスペンションはとても精密に出来ています。そりゃそうですよ実物通りの構成なんですもの。
ただそのまま組み上げるだけでも手と指が足りない。さらに仮組みでバランスを見るのもまず無理。アライメントも何もあったもんじゃありません。
でも組み上がってしまうと全然わからない。
もちろん極力わからなくなるように注意して組んではいるのですが。








転輪も大概ですが例えばこの背面のジャッキ、上下2ヶ所のダボで接着しなくてもしっかり取り付けられるようになっています。
しかしそのすぐ隣のツルハシはまるで実物の如く、直径も深さも1ミリに満たない金具のボルト留めの箇所のボッチだけで接着して付けろという…
設計した人に「あなたはぷらもでるをつくったことがあるのですか?」と問いたくなります。
たぶんない。少なくとも自分で設計したキットを作ったことはないでしょう。作ったことがあって、なおこんな設計にしていたとしたら嫌がらせでしかないですもの。








クラッペは開けた状態にすることもできる…と説明書には書いてありますが、特にステーのパーツなどがあるわけでもありません。
もしかすると元キットには付いてるのかも。付いていたところでさらに面倒になるだけな気もしますが…
劇場版見たら開けて固定したくなりますよねえ。当然。ペパロニがいなくても。








右の窓の位置が違うのが劇中車との唯一最大の違い(たぶん)。説明書でもやる気があったら…と改造の指南がされています。
もちろんやる気にならないのは言うまでもありません(威張ることではない)。

塗色はダークイエローをベースに途中あれを足したりこれを足したり…したのですが結果的におおむねダークイエローです。
最初から何も考えずにダークイエローでもいいんじゃないかと思います。








機銃だけで6パーツです。軸受け含む。つまり上下可動式。でも組み上げると車内で引っ掛かるのでほんのちょっとしか動かない…
この辺りは組み立てにさほど難があるわけでもなく、密度も確かに素晴らしい。
…部品を落とさなければですが…

ただしアッパーボディの付いたランナーが二組入っている(モールド違い)ので、紛失してもリカバリが効くこともあります。
ハッチのヒンジはそれで助けられました。
機銃の軸受けもそれで助けられたと思ったら付けた直後に見付かりました。
履帯は個数ピッタリしかなかったので死に物狂いで探しました…





ぱか


ハッチのヒンジ…そうハッチも可動式なのです。
とは言ってもはめたまま完全に開け閉めすることは出来ないのですが、ヒンジが適度な締まり具合なので任意の場所ではめ込んでうまく止めることができます。








車内は元キットだとパワートレーンのパーツもあるようですが、こちらのキットでは最低限度だけの部品点数に抑えられています。
どうせろくに見えませんので充分です。「吉川袋」もないですし。再現する気などもちろん…(威張ることではない)(2回目)
ただしどうせろくに見えないと思って塗装も超適当に済ますと、筆先の入りにくい箇所の方がかえってそこそこ見えたりするので注意が必要です。

車内はグランプリホワイトの指定になっているのですが、どうしても劇中でハッチを閉じたままのグレーのイメージが強い。
なので一旦全部ライトグレーに塗ったものの、暗いか?と思ったので棚の上面だけホワイトにしています。
期せずして立体感が強くなって怪我の功名。








普段だと底面は持ち手を貼り付けてしまうので車体色もろくに吹かないのですが、今回に限っては一応全面的に塗りました。
履帯も一応銀をブラシしてあります。
履帯はいつも深く考えずにスーパーブラックに古いMr.メタルカラーのクロームシルバーを少々混ぜて吹くのですが、塗った後で硬いものでごりごりすると軽めのドライブラシ効果が得られることを今回初めて知りました…
もっともいつもはポリ履帯なので無理かと思いますが。地味に今回初めてプラの履帯です。もう嫌です。ポリキャタさいきょーーー!!!







「ぅ゙お゛い゛!!ちょ゛っ゛とーーーー!!1」













折角ですので再びAFVプラモカタログのチョビと。
地味に手の位置が合うポジションが少ない…








更に以前お出ししたCV35とも。
さすがに超精密プラキットとレジンモデルのディティールを比べるのは酷というものですが、並べると全然プロポーション違いますね。
レジンの方ももっこりして可愛らしくて決して嫌いじゃありません。








改めて見直したら機銃の向きが無茶なのは前オーナーに倣ったからいいとして(いいのか?)、マフラーさえ塗り分けてなかったんですね…
今さらやりませんけど。







毎度お馴染み見覚えのあるアングル







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