…ごめんね西住さん…





三式中戦車 -アリクイさんチームver.-
ガールズ&パンツァー より

ファインモールド 1/35スケール プラモデルキット











戦車模型道第7弾、ネトゲ…じゃないアリクイさんチーム。
…ハイハイ、そんな事より前にまず説明されるべき事があるのは承知しておりますがそれは後ほど。








ご存知の通り、試合開始から間もなくあっという間にゲームオーバーになってしまったアリクイさんと三式です。
そのためいくらキャラが濃くて(主に見た目)インパクトがあろうとも、そして主役の盾となって(結果的には)大活躍したと言えども、正直車両に対する思い入れは薄い。
実のところ誰しもがそう思うのも無理のないところで、キットの売れ行きも他車と比較すると今ひとつのようです。もっともそれでも戦車のキットとしては充分以上に売れてるようですが。

本キットは自衛隊まつり*1でトンカツ屋*2「三式が売れ残ってて持って帰るの面倒なんで皆さん買ってください」みたいなことをステージ上で言っていたのを真に受け、帰り際にまいわいの出店にて購入したという由緒正しい一品です。言うまでもなく見た目に何か違ったりするわけではありませんが。

*1 大洗 海開きカーニバル 2013年7月13〜15日
*2 大洗の黒幕「クックファン」店長 常盤良彦氏









そんなヒストリーのある(ネーヨ)キットですが、今回はいつにも増してミスとトラブルが多くて泣きました。思い入れのなさとも相まって途中でぶん投げそうになったくらい。
前周りで特に大きな躓きはフロントリッドのハンドルを片方なくしたのと、マズルブレーキのパーツのゲートを切るときに食い込みすぎて丸いものをD形にしてしまった辺りでしょうか。




おわかりいただけるだろうか…


って、拡大してるとは言えパッと見てすぐおわかりいただけるようではリカバリとして完全に失敗なのですが。
ハンドルはおゆまるで型取りしてパテと伸ばしランナーで複製、マズルブレーキはゼリー状瞬着を盛って成型。
どっちも言ってもまず分からないようになりました。多少なりテクニックを磨けたということで良しとしましょう。














突き出しているバックパネルのワイヤー押さえ?は何度ひっかけて取ってしまったか覚えてません。
途中から折れるようなことはなく、最初に折れた付け根のところから毎回外れるので特にダメージも残らないのが不幸中の幸い。








劇中車は右側面に工具箱が付いていません。
これに気付いたのが、工具箱をがっちりくっ付けてサフを吹き始めてからという…

例によって劇中車の完全再現は目指していませんのでだいぶ迷ったのですが、結局無理矢理剥がして接着痕を均すのにまた結構な手間を食いました。
反対側のモールドから想像するに、リベットのモールドが2つ3つあるべきなのでしょうが無視です無視。








目ざとい方は既にお気付きでしょうが、アリクイデカールは左右で仕上がりにだいぶ差が出てしまっています。左はだいぶ白けて浮いています。右はほぼ完璧。
リカバリできそうな気配はあるのですが、一度やらかしてしまったのでもう恐ろしくて触れません。







塗装が済んでいよいよデカールという段になり、下準備としていつ買ったか分からないハンブ□ールのデカ○ルフィックスを使用したら、塗った跡が艶ムラとして思いっきり残ってしまって消えない。拭き取れないし、艶消しクリアーを重ねても薄れる気配がない。
仕方がないのでアリクイさんの形にマスキングして周りに車体色を薄く薄く吹いて…ごく弱くしたマスキングテープの端切れとは言えデカールを持って来ないように慎重に…いい感じで消えかけていたのですが、結局まんまとやらかしてしまいました。仕方がないので部品請求。デカールフ○ックスは速やかに廃棄し、クレオスのものを買い直し。
あまり言いたかありませんが、実のところ現時点の模型戦車道シリーズにおいて一番思い入れがないのに一番予算は掛かっているというひどいことになってます。
写真だとバレていると思うのでついでに言ってしまうと車体の色ムラも目立ちますが、また何かやらかしそうでパー吹きする勇気が湧きません。






見覚えのあるアングル



見覚えのあるアングル


しかし出来上がってみると足回りなどはなかなかカッコイイですし、登場車両の中で唯一レンズの見える2眼ヘッドライトであることが「クルマの顔」を思わせて大変親しみが湧きます。
アホ毛も愛らしい。
はっきゅん同様キットとしての設計もよく出来ていて組みにくい箇所も全くありませんので、思い入れさえあれば文句なくお勧めできるキットではあります。







最後にド頭に出て来た妙な物の話。


元ネタは「トラック野郎 熱風5000キロ」に登場する一番星号の後部パネルに描かれていたイラストです。
『俺の車に〜』のフレーズのインパクトもあり特にトラックマニアでもない私でも強く印象に残っていたのですが、三式を作り始めて間もなくしてふと「桃…?バック…?…!」と微妙な共通性に気付いてしまったらもう我慢できない。このネタをやりたいがためにぶん投げずに完成させられたと言っても過言ではありません。それもどうかと思うけど。

当初はいっそ取り外し式のパネルにイラストを描いてマーカーやらアンドンやらの飾りも付けて(デコレーションパンツァー)にしてやろうかとも思ったのですが、本体だけで苦戦してるのにそこまでやるのは流石にしんどいのと、そもそも車体形状的に大きくイラストを入れるのが難しいことからこういうオチとなりました。
こういう馬鹿馬鹿しいものを真面目に描くのは大変楽しいです。










TOP

模特士の軌跡TOP