「イケマセンね、一通逆に入っちゃ」 「バックで入ればバレなかったかナ…」 |
トヨタ クラウン 覆面パトロールカー (JZS155Z) チョロQ クラウンコンフォートパトカー改造 |
パトカーと言えばやはりクラウン。 150系になって、それまでの130系の3ナンバーバンパー&タクシーテールの「バレバレ感」がなくなってしまったのが残念。 チョロQにもクラウンパトカーがラインナップされたのはよかったのだが、これのプロトタイプが何故かフツーのクラウンセダンではなく、クラウンコンフォート。言うまでもなくコンフォートのパトカーは存在しません。同時にタクシーも同じくクラウンコンフォートになったが…タクシー優先の車種選択ってことか?でもそれにしてはグリルに前面警光灯と警察マーク(らしきもの)がモールドされている…よくワカラン。 前述の通りグリルには前面警光灯と警察マーク(らしきもの)がモールドされているので、これを削り落とし。その部分に元のグリルのモールドに合わせて桟を彫り込む…というのはあまりにも困難なので、ベアメタルに横桟をペンで書き込んだものを貼り込んでオシマイ(インチキだ)。 |
リヤはクラウンとコンフォートではテールランプの形が全然違うので、モールドされていたコンフォートのテールの厚みまでパテを盛って成型。後はベアメタルの切り出し形状で…ってのはセドリックと同様。 この個体は一旦配備されてしばらくはよく見かけたものの、いつの間にかパッタリ姿を見なくなって、何かの理由で退役したものとされており、だもんでこれについてはナンバーも公開して差し支えない…と思ってたのだが、つい先日シルバーのセドリックとツルんで走っているのを目撃(ナンバーが見えなかったが、県下には他に同型同色の車体はないと思われるので、この個体に間違いないと思う)。ドコにいたんだろ… ・・・等と書いた数日後、偶然実車が停車しているのを目撃。 ナンバー違うし。 途中でナンバー変更されたのだろうか?よく判らない。 現役車両のナンバーに換えようかともちょっと思ったが、個人的に(現役でないならばバラしてもよいだろう)この「す79-97」号にはちょっと思い入れがあるので敢えてこのままにしている。 因みに思い入れの原因は配備された直後――即ち150系クラウンセダン登場直後、まだ新しいクラウンセダンがまだ出回っておらず、車体形状はもちろんテールランプのパターン等も全くアタマに入っていない段階――に夜中の国道で危うくキンコン鳴らしながら追い抜きそうになった、という思い出によるもの。 予知予測の運転が功を奏し(なんか違う)、追い抜く瞬間にフルブレーキで難を逃れる。 何しろ通勤路が交機のドル箱路線だもんで・・・警戒は怠れない。 |
サイドビュー。TLアンテナ、ホイール、反転灯の工作はセドリックと全く同様。 これのベースとなったクラウンパトカー、最近のチョロQの部品構成に従って「クリア樹脂成型に窓をマスキングしてボディ塗装」という工程で仕上げられているのだが、そのため車体を塗るためには窓をマスキングせねばならず、非常に加工がしにくい(セドリックはウインドウパーツ別体の昔ながらの構成)。 おまけに、塗装剥がそうとしてシンナーに漬けたらボディ溶けやがるし(セドは平気)。 あまり言いたかないですがコレ1台を作るのにパテ修正済みのボデーを1個を潰した上にサフは元塗装の上から吹いたんでボテボテ、おまけに紺は色のトマリが悪いんで上塗りは3回やり直す羽目になりました。 何もかも全部、コストダウンしか考えてない元の部品構成が悪い(半分八つ当たり)。 |
窓がクリアなもんで、前から見るとパトライトやフタの軸の真鍮線が見えてしまう。 芯線隠しを兼ねてプラ板でダブルルームミラーを作成。ちょっとしたお楽しみ。 ところで今回、ルームミラーこそ作ったもののドア/フェンダーミラーは再現していない。 最近の改造チョロQトレンド(?)から見るにアウターミラー再現は最早お約束のようなのだが… 「パトカー」「バックミラー」と言うキーワード2つで少なからぬ人が、パトカー特有の装備である助手席用サブミラーを思い出すと思われ… |
(イメージ画像) |
そう、コレコレ… ハイハイ、色々とツッ込みたいのはよく判りますが主旨と関係ないので流しますよー。 で、これなんですが、ドアミラーを再現するくらいなら当然コレも付けたくなるじゃありませんか。ところが最近の覆面ってコレ付けてない方が多いんですね。やっぱり目立つから。妙に。付けてると何か視線感じるんだこれが。 普通のミラーだけ再現しても労力の割りにツマンナイし。かと言ってナンバーまで実在車両に合わせたのに、実車に付いてないのを無理矢理付けるのも癪。そんな訳でオミット。 |
ベース車との比較。 元がコンフォートなものでクラウンセダンにしてはちょっとノッポ過ぎ。 |