あとがき、の名前を借りた雑談録


 小さな頃。ガスコンロの前に立つ母親の姿は一種の魔法使いのようでした。
 材料を斬り、下味をつけて、料理を作る。様々な器具を扱う様を見て、憧れてしまう。子供心にそんなことを思うのもまあ、仕方ないのではないでしょうか。
 かくいう俺もその口で、小さな頃は調理師になりたかったんです。料理を作る、と言う事は楽しいですし、飲食関係でアルバイトしててもへこたれないのは結構調理場に趣味で立っていた頃があるからかもしれません。情熱の燃え残り、とでも言うのでしょうかね(苦笑)

 さて、今回のお題バトル。本当は前半の部分だけのはちゃめちゃで終わる予定でした。
 ですが、ここで再び作家脳から声が響く。

 そんなことでいいのか、と。

 結果、後半部分の料理の試食も出来ることに。まとまらないわ料理考えるのも苦心するわと実に大変だったのですが、そこは好きなので見てきた無数の料理漫画をアレンジしたりパクったりしながらどうにかする。と言うかごまかす。
 まあ、大雑把に見ると。今回は『起承転結』をつけることの重要性と難しさってのが出てる気がしますな。自分の中で。

 何より、こんな楽しいお題に付き合ってくれた皆様に深い感謝を。

 ちなみに、元ネタはスレイヤーズではありません。格闘職人アウディです。

 2005/2/6 ようやく、楔みたいに突き刺さった棘が抜けたと感じられる朝に。

 無我夢中

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