山名 岩手山(2.38m.) 山域 岩手県
山行日 平成17年7月8日・9日 メンバー アルプスエンタープライズ 岳友2名
感想
私も、岩手県人ですが、海育ちでありまて、この山には一度も登ったことのない山でしたので以前から登りたかった。花の宝庫、コマクサの群生では日本で一番との噂を聞きながらの山行でした。当日は、東京地方は、雨、予報でも雨、でしたが、雨が降っても良いとの覚悟のうえ出発でした、幸いにして8合付近で天候が回復、山頂とコマクサの群生をハッチリ見ることができました。コマクサと言うと、北海道の大雪山が一番と思っておりましたが、ここの群生にはびっくりしました。私の登山人生で間違いなくコマクサの群生地では日本であることを確認しました。
行程
7月8日東京駅19、00・・・・東北自動車道21、00・・・・福島国見23、00・・・・9日岩手県焼走2、30・・・・仮眠4、30・・・・五合目8、10・・・・平笠不動前8、30・・・山頂10、30・・・車返し13、00分・・・・東京19、00分

焼走登山コース駐車場、朝もやがかかり、正面から岩手山が見えない。


焼走登山コース登山口


数年前噴火で集積された溶岩



森林地帯を約2時間歩く、平行して左側は溶岩の帯が続いている。

突然晴れる、見渡す限りコマクサの群生地


登山道を挟んで左右にコマクサ


ビン晴れの岩手山山頂



突如現れた岩とトイレの小屋

岩手山山頂


馬返し方向からの避難小屋
素泊まりのみ1、500円

馬返し駐車場にある、宮沢賢治の詩

岩手山
いただきにして
ましろなる
そらに火花も
涌き散れる
宮沢賢治

この付近では、水芭蕉のことを
「ベコの舌」と呼んでいるらしい


岩手山のコマクサ
焼走溶岩流
岩手県の最高峰、いままでに数回噴火活動を繰り返している1719年の噴火により流出し累積してできたのが今の「焼走溶岩流」で面積は約150ha.に及んでいる。自然状態が良好にたもたれていること、学術的にも価値が高いなど我が国を代表する貴重な溶岩流であることから昭和27年3月29日特別天然記念物に指定されている。岩手山はB級の活火山として位置づけられている。