5.2_5.3 男鹿温泉行

気温10℃以下と満開桜
北東北の春は遅い。
5月だというのに桜は満開じゃなくてまだつぼみ有り。
しかも2日の男鹿半島はなぜか強風10℃以下。
こりゃ3月だろうといいつつ画像のボクはベスト着てマス。

桜右の背景の建物が宿泊した「男鹿温泉雄山閣」であります。
車を停めたところもこの旅館の敷地で昭和14年の大地震の際には地下からお湯が噴き出し大騒ぎだったそう。
そこにこの旅館を建てたのだということらしい。

お湯は緑がかった緑白色とでもいう色のお湯。ただし、注意書きに日によってかわるとありました。
間欠泉のように湯船になまはげの面から噴き出す趣向。
湯は良し。
露天は外から相当見えるのでちと恥ずかしい。

木造なのでちょっとうるさいくぞガキが隣に宿泊しないことを祈りながら予約する必要があるかも。



入道崎にて
入道崎近辺はすっかり観光地化されていてお土産屋さんで賑わいをつくっている。
灯台周りも下北のような雰囲気で寒立馬を探してしまうほど。
もすこし暖かな次期に夕日をながめるのに良いところ。

なまはげ館!
相棒がどうしても行くというので仕方が無く寄る。
が、この施設、予想に反してかなり面白かった・・・。

なまはげとはそも何か?
客人信仰なのか?漂着ロシア人?
折口信夫やらの研究内容の展示にもうちょい掘り下げがあればいいのに・・・。
しかし一年に一度の訪問神というのはなるほどサンタクロースなのかと妙になっとくしてしまったりする。

秀逸なのは館内で上映される短時間のビデオ。
観客から笑いあり。
この手の施設で笑いが取れる映像ってめったにないでしょう。
そうかとおもえば、とある集落のなまはげ沿革説明に「昭和40年頃中止したら文句を言われた」ので続けている、という記述があったりして集落事情がうかがえたりしてちょっと微笑ましい。

画像はなまはげ勢ぞろいコーナーにて。
50匹もそろうと恐ろしいと同時にリアリティーさえかもし出してますがな。
こえー。