二号機到着!
大阪からやってきた二号機は不動車である。
キーはないし書類もないし。
しかししかし、全く同じカラーのXZが今後手に入る機会があるだろうか?いやない、無いに決まっている、と入札時には反語で反芻を数回、落札時には数十回繰り返す。

一号機からは不思議なことに前オーナーのXZへの愛情をあまり感じることはない(ような気がする)。
その原因はというと納車時の状態によるところが大きいようだ。
初対面時の一号機はホイールの色は違う(今も)しシートはあんこ抜き、ヤマハ、XZのエンブレムもなし、の状態でボクの手もとにやってきたのだ。
そのときの印象はというと、自分自身XZを手にした喜びに沸き立っていたには違いはないが、ここにくる前はXZじゃなくても良かった人の手もとにあったのかな?というちょっと寂しいような感じがしたような・・・。
対してこの二号機はよりオリジナルに近い形、なのである。
いじってあるといっても、XZ400Dのステップ、シフトレバーを移植しているぐらいであくまでもXZ、なのである。
きっとXZかっくいいなー、なヤツが乗っていたに違いないのである。

しかしタンクを外せば枯れ草ボヨヨン、はいただけないっす。
いったいどんなとこに放置されていたのであろうか。

二号機分解!
タンクキャップを外して中を確認すると、うひゃあ、と、とてつもなくきれいだっ!
これで左右一個ずつのへこみさえなければ完璧換装決意、なのに。
それにしてもタンク内に錆がまったくないのは素晴らしいぞ。

Fホイールを外してブレーキを分解する。
パッドは簡単に外れた。
ホースを外してみる、と、ブレーキフルッドはほとんど出てこない。
ピストンはどうか?
ゲゲ、完全に固着状態だ。

ホイールはFフォークオイルでビダビダ、なので手持ちのアルコールで洗浄するが落としきれず。
明日購入してこようっと。

うーん、オリジナル塗装のホイールって素敵♡。


オリジナル塗装のホイール
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