PART 7

学ぶ心・挑戦する心・闘争する心

コマツ社長・坂根正弘氏の言葉です。
学ぶ心・挑戦する心・闘争する心を忘れさった日本人の心が最大の問題。
この心を取り戻さない限り、日本が復活するとは思えない。
1980年代、日の出の勢いの日本、世界すべてが日本のためにあると栄華を誇っていた時期。
当時のアメリカが日本に感じた脅威は、日本のモノ作りの強さ。
その脅威に対して、アメリカは「謙虚に学ぶ心」を持った。
今の日本はたして、当時のアメリカのように「謙虚に学ぶ心」を持ち合わせているか疑問。
それと、日本のモノ作りは国際競争力がないと言われ続け、日本の製造現場がモノ作りに対する自信を喪失している。
本当に国際競争力がなくなったのか?
むしろ最大の問題は、かって日本の製造現場が経済復興のために邁進した「挑戦する心」と「闘争する心」を 忘れ去った日本人の心にありはしないか。
かって世界第二位の経済大国と呼ばれ、「慢心した日本人の心」の復活こそが、日本再生の本質なりや。
非常に耳の痛い、心にグサッとくる言葉である。
まさに今の我々日本人全体に共通することではなかろうか?
未来を取り戻すためにも、今一度、原点に立ち返り、自己分析する時期ではなかろうか。
謙虚な反省から全ては始まる。 



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