目ばゆい極彩色
11月2日唐津くんち

 好きだな、城下町の風情は。この度唐津市中心部で展開される唐津おくんちを見せてもらってつくづく感じた。
祭りには、町の人たちが一体となって関わっている。お父さんは、各町の中心をなして若者たちの指揮をとる。若者たちは、力仕事を嬉しそうな表情でこなしている。第一線を卒業したご年輩は、次代を担う孫たちにイロハを教えながらも、危険を避けるために握った手を離さない。お母さんは、山車を引く綱を曳く子供にありったけの声で応援している。「帰ったらご馳走作って待っているからね」と、叫んでいるようにも見えた。「街が祭り一色に」とのマスコミの表現は、唐津だけは絶対に大袈裟ではない。
我が住む博多もいいが、唐津でなお実感するのは、古い町並が残っていることと合わせて、江戸時代からの町名がそのまま生きていること。嬉しいね。繰り出す山車に合わせて、町の名前を読み上げてみよう。

材木町(亀と浦島太郎)  呉服町(源義経の兜)  新町(飛龍)          本町(金獅子)  米屋町(酒呑童子と源頼光の兜)  京町(珠取獅子)     刀町(赤獅子)  中町(青獅子)  魚屋町()  大石町(鳳凰丸)       木綿町(武田信玄の兜)  平野町(上杉謙信の兜)  水主町()        江川町(七宝丸

   
鯛(魚屋町)

 
   
飛龍(新町)

 
 
珠取獅子(京町)
 
鳳凰丸(大石町) 
   

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