全国唯一の中世芸能

大江の『幸若舞』

     
   
   

   

     
  
大江の里の田園風景 

 数少ない中世芸能の一つである「幸若舞」を全国で唯一、今に伝えるここ大江の里は、江戸時代後期(1787年)に松尾平三郎が当地に伝えて現在まで脈々と受け継がれています。
毎年1月20日、大江天満神社境内の「舞堂」で舞が奉納されます。
国指定重要無形民俗文化財(昭和51年5月4日指定)

 2018年1月20日、麦の新芽がアート型に彩る大江の里に、「幸若舞」を観賞するために出かけた。JR瀬高駅を降りて30分、子供の頃から染みついている独特の「筑後の匂い」が身を包む。
舞堂のある天満神社は、そんなのどかな田んぼの中心にあり、おばちゃんたちがつくってくれた肉うどんを頬張りながら、心ゆくまで古(いにしえ)のゆっくり調子の踊と歌に聞き入った。
いただいた台本を見て更にびっくり。超長文の語りを、歌い手は完璧に暗記している。コンピュターでも難しかろうと思えるセリフばかりである。
大変でしょうが、ぜひ後の世まで繋げていってほしいと願うばかりです。

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