2016年10月16日


王塚遺跡(桂川町)

 ふるさと自慢の第一人者を“標榜する”私だが、本当は生まれ故郷の福岡県をもよく知らない。これからは、未だ踏み入れたことのない市町村を、少しずつ訪ねることにしよう。
まず最初は、JR九州の筑豊線で嘉穂郡の桂川町へ。
桂川駅を降りて700メートル歩くと、大塚古墳が見えてきた。6世紀に造られたという前方後円墳だ。全長約86メートル、石室は、2室に分かれており、腰石や石棚など、阿蘇泥溶岩で造られた石屋形や燈明台石・石枕が配置されている。昭和に入って、炭鉱掘削の途中で発見されたという。
石室全面に赤・黄・白・黒・緑の5色の文様で、騎馬像をはじめとする絵画的な文様や円文・三角文などの抽象的なものなど多くの文様が所狭しと描かれている。
国の重要文化財に指定されていることを、町の人たちは何よりも誇りに思っている。(2016年10月1日取材)

   
古墳の入り口

 
   
古墳の内部(レプリカ)

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