伝説紀行の舞台が・・・
無残!筑後川洪水

東峰村から特集広報誌届く

 悪夢の九州北部豪雨から2カ月が経過しました。被災者の皆さんのもとの暮らしがいつ戻るのか、見通しも立っていません。
このほど、東峰村役場宝珠山庁舎から、貴重な「広報東峰」が届きました。見るも無残なふるさとの景色を、記憶に留めることが未来への大切な言葉なのです。
あのめがね橋の周辺も、伝説紀行「よそえもん」の舞台・合楽の棚田も、1日も早く元に戻ることを祈るばかりです。
   
     
     
     

朝倉市杷木町

2017年7月

 本サイト「筑紫次郎の世界」の主舞台が、この度の記録的大豪雨に襲われた。特に、筑後川流域の大分県日田市小野地区、お隣の朝倉市杷木町周辺、支流の東峰村(旧宝珠山村)など、大勢の犠牲者が出た上に家屋や田畑まで壊滅状態。
今週は、その内の杷木町赤谷川流域を、かつて取材で歩いた日の記憶をたどりながらお知らせしたい。いずれも、多くの「伝説」で反響を得た地域です。
来週は、お隣の宝珠山村の美しい棚田風景を紹介します。
 
 朝倉市杷木町の星丸・赤谷川付近、筑後川より斜め右上方向


 
7月6日 西日本新聞
   
7月8日 読売テレビ

 

   
2006年12月撮影 赤谷地区

 

 
赤谷川
   
2009年11月 星丸地区

 


2009年11月 星丸地区   

伝説紀行「星丸の山姥」「逃げた大蛇」を読んで

 この度豪雨の被害を受けた旧杷木町の赤谷川流域は、広大な筑紫山地を縦割りする形で迫を形成する場所です。
大分自動車道の杷木インターチェンジを降りて、東峰村(小石原村・宝珠山村)に向かう険しい山道で、曲がりくねった赤谷川に寄り添うように続いている山道です。
所々に集落が点在し、棚田米や果物などが栽培されています。
中でも、「星丸」は、六つある迫の一つで、旅人を襲うという星丸の山姥(やまんば)」伝説が生きています。また、最も被害が大きかった松末から入り込んだ中村地区の棚田には、いつ訪ねても見とれてしまう額縁の中の景色が広がります。ここには、水に関わる「逃げた大蛇」の話が息づいています。
ぜひ読んでいただき、1日も早い復興を目指す被害者に寄り添ってください。
迫=山と山の間で、谷の狭まる所。谷間。(広辞苑)

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