九州の祭り


2017年5月21日

 このほどユネスコ文化遺産に九州の代表的な祭り5件が登録された。早速5つの祭りが、2017年5月13日~14日の2日間、福岡市役所前に大集合。日頃はグチャグチャ言ってケチをつけてばかりの僕も、喜び勇んで見物に出かけた。なんたって、交通費もかからずに、本物の祭りが目の前で展開されるというからたまらない。
ありったけのパンフを貰って、説明書を読みながらのキョロキョロ見物である。「あのおっさん、ちょっと変だよね」とは、祭りではなく僕を見つめていた若者であった。(2017年5月14日)

博多祇園山笠

 パレードの大トリを務めたのは、地元福岡の祇園山笠でした。よそには負けられないと、わざわざ本番より2倍も大きな曳き山(かきやま)をつくって、全流れ(町)から総出の張り切りよう。
なにせ起源は鎌倉時代というから年季が入ったもんだ。
本番は、7月1日から早朝の追い山の15日まで。博多が一番熱くなる時です。
  
本番の2倍の大きさ。全流れから舁き手が集合した

 

 
「見送り」まで念が入っている
   
昨年の追い山ならし
     
     

戸畑祇園大山笠

 享和2年(1802年)が始まりというから、こちらも貫禄充分だ。この大山笠、昼と夜では姿が変わってしまう。昼は「幟山笠」で、台上に12本の幟を立てて街中を曳きまわす。
あたりが薄暗くなる頃、幟の飾りが取り払われ、あっと言う間に12段、309個の提灯が下げられた山笠に。提灯は、高さ10メートル、重さは2.5トン。
夜空に浮かぶさまは「光のピラミッド」とも呼ばれる。
   
博多っ子の度肝を抜いた戸畑の幟山笠。

 

 
気合が入っているよ
   
光のピラミッド
     
     

唐津くんち曳山

 祭りの起源は寛文年間(1661~1672)で、1819年に初めて曳山(赤獅子)が奉納された。その後順次各町で奉納され、現在では14台の曳山が祭りを盛り上げている。
祭り本番は毎年11月2日から4日まで。町中が鐘や笛・太鼓が鳴り響き、「エンヤ」「ヨイサ」の掛け声とともに城下町を駆け巡る。
 
本番で観るよりすごかった  



 
唐津市内での揃い踏み
   
町中が熱気熱気
     
     

日田祇園の曳山

 300年以上の歴史を誇る祭りである。市中に点在する隈八坂神社・竹田若宮神社・豆田八阪神社合わせた祭礼行事である。毎年20日過ぎの土曜日と日曜日が祭り本番で、その週の木曜日(午後7時)にはJR日田駅前で9基の山鉾が勢ぞろいして顔見せする。
福岡天神で目撃した1基の山鉾は、高さが10メートルにも及び、観る者を圧倒した。
   
見上げ山鉾
 

 
勢ぞろいする日田駅前
   
祭りは参加するもの
   
     

八代妙見祭の神幸

  昨年八代市を訪ねた時は、妙見さん(八代神社)には行けなかった。だが、街中に「妙見祭り」のポスターが貼られていて、一度はお目にかかりたいと考えたものだ。
それが今年になって早速代表が天神に現れた。
祭りは約300年の歴史があり、町々から笠鉾や獅子舞・亀蛇(きだ)など趣向を凝らした出し物が奉納される。行列には40もの出し物が参加し、約1700人が6キロの道のりを練り歩く。
祭り本番は、毎年11月22日(神幸行列お下がり)と23日(神幸行列お上り)であり、終日祭り一色に塗りつぶされる。
   
代表の得意顔

 

   

 

   
     

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