無残!熊本城


2016年5月29日

 むご過ぎます、今回の熊本大地震。平和な村に突如襲いかかった大自然の猛威。家を失くし、仕事を失くしたばかりか、貴重な人の命までも葬り去った。
ボランティアは無理ながら、せめて地元にお見舞いをと熊本に出かけたが、さすがに益城町には入れなかった。「冷やかしに来たんかい」なんて思われはしないかと、怖気づいたからだ。
辛島町など繁華街は、一見何ごともなかったかのよう。だがよく見ると、古い木造建築物のほとんどが傾いている。住めないし商いだって怖くてできないだろう。熊本城の天守閣の瓦はなくなり、囲む石垣も無残な姿に。
水前寺公園の水が引いて、わずかの水たまりで大きな鯉が窮屈そうに泳いでいる。長靴を履いたおじさんが、普通なら身の丈くらいに深い池の真ん中まで進んで、砂を掻いている。地下水の通り地を開けるためだとか。「分からないんです、池の水が引いてしまった本当の理由が」と、入場口のお姉さん。
「でもね、こんなに心配してきて下さる皆さまがいて、私たちの復興への勇気がわくのです」と、精いっぱいの笑顔を返してくれた。(2016年5月20日)

戌亥櫓も風前の・・・

   
   
7年前の戌亥櫓 

   天守閣と飯田丸五階櫓

 
7年前の飯田丸五階櫓 

  近寄れない飯田丸五階櫓

 
 
残酷さを報じる新聞 

  熊本大神宮裏手の石垣

 

 

水前寺公園の水が・・・

   

 

     

 

僅かの水を頼りに泳ぐ鯉たち 

  
     

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