【2011年07月31日】


くるめんあきんど物語

KMさん(女性・福岡市在住)

古賀様
 はじめまして福岡市に住むものです。
父が筑後出身で、親戚も久留米にも多く、久留米絣に興味があり調べています。
国武喜次郎・金太郎さんという方々の事も知りたくお便りいたしました。
 返事

お便りありがとうございます。
久留米絣や国武喜次郎に興味を持っていただき、嬉しい限りです。私のホームページ「くるめんあきんど物語・国武喜次郎の巻」をお読みいただければ、ご希望に添えると思います。
江戸末期から明治にかけて、日本国中、また大陸まで久留米絣を売り広げた大商人が国武です。金太郎はその長男で、明治から昭和にかけて、久留米の商業を発展させた功労者です。
お話はかなりの長編ですから、プリントして読まれるか、目次から関心のある項目を探してください。諸資料も添付していますので、参考にしてください。HPのアドレスは  http://www5b.biglobe.ne.jp/~ms-koga/01kunitake-000top.html  です。
国武喜次郎を端的に語ると、広い視野と決断、商品(かすり)に対する愛着など商人に必要な条件を持ち合わせた人物だと、私は解釈しています。特に彼が、江戸期から日本国中を商いの相手としてきた近江商人の真髄を学びながら成長したことにぜひご注目ください。
私も、福岡市城南区に住んでいます。お気軽にお声をかけて下さい。
追伸:本編は完結まで僅かを残して未完であることを御承知おき下さい。古賀

 古賀さま

ご丁寧なご返信ありがとうございます。「くるめん あきんど物語」拝見いたしました。詳しく読んでみます。昨日30日土曜日は、久留米水天宮の久留米絣の碑・中央公園の井上伝の銅像を観てきました。夏休みの子ども会イベント「そうめん流し」でにぎわうかたわらで、それを見守るかのようにひっそりと立っている、久留米を発展させた方々の銅像・・・じーんと胸に感じるものがありました。先日、藤原さんにお尋ねしたのは私です。城南区別府に住んでおります。久留米出身の方に、私の旧姓が「國武」と言うと、「あ〜。国武一族ね?!」とのお応えに、国武一族に興味をもちました。資料をじっくりと読んでみます。お返事ありがとうございました。

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