いき長~く再生を待つ

 
 福岡市の中心部・大名2丁目に、地上24階の白亜の高層ビルが建っている。元専売公社の跡地である。
ビルの正面に、今にも崩れ落ちそうな銀杏の古木がうずくまっている。案内板によれば、江戸時代の初めに、肥後の熊本から福岡藩に移住してきた飯田覚兵衛さんのお屋敷跡とのこと。覚兵衛さんが、移住の際に熊本城から苗木を持ってきて、屋敷内に植樹したとある。樹齢を計算すると、約400年ということか。
案内板によれば、長寿により樹勢消えかかりが弱ったので、ココバエを育てて第二の人生を送ってもらう計画だとか。
寿命と言われても、銀杏の場合、誰よりも生きる時間は長いはず。やっぱり急速な都市化や地下水の流れを邪魔する地下鉄建設などが原因じゃないのかな。
ヒコバエから生まれ変わる二代目には、もっと素敵な環境を与えてあげたい。
  
   
四方から支えられている大銀杏
 
     
   
写真左:現在進行中の大名小学校は筋向い 右:大地震前の熊本城内の大銀杏(2010年10月)

 

ヒコバエ計画図   
     
     

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