夏の思い出

阿蘇の名瀑鍋ヶ滝

熊本小国町

 小国町は、江戸時代に東西南北から旅人が寄ってきて、すれ違う九州のど真ん中に位置する十字路であったという。その交差点近くに、鍋ヶ滝はある。街道筋の駐車場に車を止めて森の中を下りていくと、びっくりするような音を立てて流れ落ちる滝が見えてくる。世界ジオパークに認定されている鍋ヶ滝である。
幅20㍍、高さ10㍍と、その規模はさほど珍しくはないが、何せ姿が美しいのである。連れ合いがキャーキャー騒ぐので、落ちる滝を挟んで反対側からシャッターを切ったら、またまた大喜びであった。

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