「富士山御中道・絶景のシャクナゲ街道ハイキング」(絶好の遊歩道をハイキング。約1時間〜御庭〜奥庭へ)こんな広告が目に入った。 冥土のみやげにするか。
富士山は見る山で、登る山ではない。」友とつね日頃話していた富士山へついに登ることとなった。
06年8月10日(木)新宿駅8時10分発、はとバスで、バスは2台、面白いことには、同時発車の(ハイキング、バイキング組があるではないか、私は勿論ハイキング組である。 |
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今日は絶好の上天気、ハイキング日和だ。42名を 乗せたバス、中央道から富士吉田スバルラインへ。 隣の先輩は「今日で4回目、こんなに上天気に恵ま れ たのは初めてです。」例にもれず女性上位で学生らしき組もいた。10時33分富士山五合目、標高2305Mに到着した。 |
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20分の小休止、おいしい富士のお水を頂く。いよいよハイキング、若いリーダーから、いろいろとアドバイスをうける「無理をしないで。」ゆっくり歩きはじめる。いつのまにか小生は、最後部のよちよち組にいた。11時14分、1回目の小休止。ここからの眺望は絶景だ。遥かかなたには、北アルプス、白根三山なども。
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11時46分、林の中をぬけ富士を見ることができた。焦げ茶色の火山岩の富士山あの雄大な姿はどこにいったのか。なんとなく浅間山へいったような錯覚にとらわれた。はげ山のすそのには、イタドリが群生し、可憐な花びらをつけていた。イタドリは春先に食べるもの。こんな可憐な花が咲くとは思ってもみなかった。地方により呼び名がちがっているが、少年時代を懐かしく思い出された。 |
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12時6分、「御庭の植物」の立て看板の側で小休止。これが富士なのだ。13時、御庭〜奥庭で昼食、山梨名物の「ほうとう」にありついた。ここでいただいた味はまた格別だった。持参した「梅酒」は2003年もので、ひとりしずかに乾杯した。 |
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14時5分御庭自然公園をバスは出発。鳴沢の「富士眺望の湯ゆらり」で、2時間ほど休憩、からだの処し方に困ってしまった。帰り道は小仏トンネル付近で90分の渋滞とか。途中談合坂で休憩し、午後7時30分頃、無事新宿に到着した。かくして富士山御中道・ハイキングは無事終了したのでした。 |
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<追憶>1950年に知りあった友、坪田、鴫原達とは勉学に、山 や旅、音楽会なども楽しんだ。昨年8月に坪田が天国に旅立ち、鴫原も旅立った。この夏、ようやく冥土へのおみやげができたと、ひそかにほくそえんでいる次第です。 |
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