レ ノ ス ウ ィ ー ド


はじまりの歌
偉大なる王アリエンの歌
カッコウの歌
竜殺しの王スヴァンの歌
ホトトギスの歌
兄弟殺しのニースルの歌
コマドリの歌
彷徨い人ヴィヴィアンの歌
リアンノンの小鳥の歌


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トトギスの声がニ時を告げた

日はもう傾き始めている
女の目は薄闇の青 消え往く夕日の残り火の灰
「そうして、それから?」と女は囁く。

ああ、まだ終わらせては貰えない。

私は重たくなりつつある口を開き、
なんとか言葉を思い出そうとして
もう少しだけ 眠るのを後にする。