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  ワトソン  


Watson,J,B,.1878−1958

米国の行動主義心理学者。

 シカゴ大学、ジョンズ・ホプキンズ大学で動物心理学を学んだ後、人間心理へ転向。従来の心理学のパラダイムを大きく覆す行動主義心理学を創始し、心理学の対象を、客観的に観察可能な行動に限定した。
 持論『考えただけで、行動として表に現れないものは心理ではない。』
 ぶっちゃけた話、殺人方法を考えるのは殺人者ではないが、実際にソレやっちゃったら殺人者だよ、ってことかな。んー…確かに行動に移すか移さないかの間には、越えがたい一線があるとは思うんだけども。

 極端な環境主義の立場をとり、自分に生後まもない子供を与えてくれたら、いかなる人間にも育ててみせよう、などと豪語した。たぶん晩年はそれ後悔してたと思うんだけど、結局、死後100年も延々いわれ続け本にも載せられてこんな状態。やー…エライ学者さんってのは、口が滑っちゃうと大変ですね。
 1920年、女性スキャンダルで大学を追われるも広告・市場調査の業界へ転じて成功を収める傍ら、心理学の研究や出版も続けた。



【関連研究】

■「行動主義の心理学」(河出書房出版)

■環境要因説

 彼が現役だったのは、人間の性質は環境が決めるのか遺伝子が決めるのか、っていう論争があった時代。その中で、彼は「人間の成長は環境が決めるんだ! だから環境次第でどんな人間にもなるんだ」と、言ったわけです。
 現在では、その両方が正しく、相互作用しながら成長する…と、いうのが定説になっておりますが。




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