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  ソーンダイク  


Thorndike,E,L,.1874−1949

アメリカの心理学者・教育学者。

 コロンビア大学教授。ネコの問題箱の研究と試行錯誤、効果の法則で知られる。教育心理学においても、統計法、心理テスト、双生児研究などで知られている。しかも、なぜか使用頻度の高い20000語を選び、ランクづけした「ソーンダイク英語統計表」が日本のお受験にも使われている…。おそるべし、ソーンダイク。



【関連研究】


■試行錯誤説

 動物は、人間のように仲間を模倣することはない、として、「偶然の成功を伴う試行錯誤(Trial and error)」が動物の学習の基本的な型であり、連合の原理に基づくと主張したのが、試行錯誤説(モーガン)。これを実験的に検証したのがソーンダイクで、ネコを問題箱に入れて、どのように脱出するかなど観察した。
 彼は、試行錯誤学習は刺激状況(S)と反応(R)が結合するS−Rの連合学習であり、動物の学習の基本的な型であると考え、次の「効果の法則」を提唱した。

 1)直後に満足をもたらすような反応は、その状況に強く結合し、より起こりやすくなる。イイことがあると、イイことの直前にやったことを何度も繰りかえすってこと。(満足の法則)

 2)逆に、直後にイヤなことがあると、その行動は状況との結合力が弱まり、起こりにくくなる。(不満足の法則)

 3)満足や不快の程度が強いほど、状況との結合力の変化は大きくなる。(強度の法則)



■レディネスの法則

 準備の法則、用意性の法則などとも呼ばれる。ある学習へのレディネス(準備)が出来ているときは、そうでないときよりも能率的に習得できる、という、ある意味当たり前な法則。発達は、成熟と学習のふたつの局面によるものがあり、未成熟なうちに学習させてもなかなか覚えらんないよ、と、いう話。レディネスを促進させる研究などもある。




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