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  ハイダー  


Heider,F.1896−1988

 ドイツで学び、そののちアメリカで活躍した心理学者。とくに対人認知の研究で知られ、バランス理論帰属理論は、その後の社会心理学に大きな影響を与えた。
 この人の存在をスッカリ忘れていたために、テストでエライことになった経験から、オレは二度と彼を忘れることはないと思う…。フェスティンガーとハイダーは忘れるな!(教訓)



【関連研究】

■バランス理論

 ハイダーの提唱した態度(attitude)理論で、均衡理論P−O−X理論とも呼ばれる。「ある人(P)と他者(O)、または他者と事物(X)の関係」と、いった二者または三者の関係を、人がどのように認知するかを扱うものであり、ハイダーは、人はこの関係が不均衡になるのを避けるよう認知するだろう、と考えた。誰しも、安定的な精神を保ちたいと思うものらしい。

 この関係は、他者や事物を好きか嫌いかという「心情関係」と、他者や事物との関係を一つのまとまりとして認知できるか否か、という「単位関係」とがある。

■帰属理論

 ハイダーが提唱したあと、ケリーや、ジョーンズとデイヴィスといった学者たちの理論へと受け継がれていった。
 帰属理論とは、結果の原因をどこに結びつけるかというもので、たとえば自分が失敗したとき、その原因を自分の能力に結びつけるか、運が悪かった…など外部の不可抗力に結びつけるか、などさまざまなパターンがある。

 前もって言い訳をしておくなど、都合のいい帰属を行えるよう不利な条件を提示することを、セルフ・ハンディキャッピングという。



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