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  ハヴィガースト  


Havighurst,R,j,.1900−1991

米国生まれ。

 発達課題論の代表的提唱者。
 はじめは化学や物理学などの自然教育に興味を持っていたが、その後、理科教育に関心を持つようになり、さらに関心は社会科学に移り、1941年シカゴ大学教育学部教授に就任。1930−40年代の米国の進歩的教育学部の指導者たちが作った発達課題という用語を1940−50年代に採用し、普及に務めた。乳児期から老年期までの全発達段階の発達課題を設定した。



【関連研究】


■発達課題(development task)

 1930年代に米国の進歩的教育教会(Progressive Education Association)の指導的立場にいる児童心理学者や教育者によって創られた言葉。人間の各発達段階には、そこで達成しておくとその後の発達が順調に進むが、達成に失敗するとその後の発達に支障を来す可能性のある課題が存在するという考え方で、この課題を発達課題と呼ぶ。イベントクリアまでにアイテムを入手しておけ、というのとノリは似ている。

 ハヴィガーストは生物学的基準、文化的基準、心理学的基準に基づいて、各発達段階に6−10項目の発達課題を設定しているが、それぞれの国や民族で条件が異なるため、生物学的基準に基づく基準以外のものは、全人類に普遍的なものではあり得ない。(ちなみに、ハヴィガーストの発達課題は1930年代アメリカの中流家庭を想定したもの)
 また、各発達段階にいくつの発達課題を設定するかということも、多分に任意的なものである。

 問題がありそうに見える「発達課題」という考え方だが、それぞれの社会状況や各国ごとの文化を考慮していけば、じゅうぶんモノサシとして使えるものだと思う。「ひよこくらぶ」に載ってる話と似てる気も…。




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