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  ギルフォード  


Guilford,J,P,.1897−1987

パーソナリティ検査の一種である、人格目録をつくった学者。因子分析を利用した、組織的な研究をし、また、統計手法の著書で有名となった。彼が抽出した因子は抑制、支配性、社会性、情緒安定性、客観性など。日本では、これらをもとにY−G検査が作られた。


また、知能検査の学者としては、当時すでにあった最もポピュラーな検査「ビネー・シモン検査」について、このテストで計れるものだけが知能ではない、と考え、知能にはどのようなバラエティがあるのか、それぞれのバラエティに対応したテストは作れないのか、ということを論じた。この、ギルフォードの考えでは、「創造性」というものが重要なものとして取り上げられている。



【関連研究】


■知能の立体構造モデル(structure-of-intellect model)

 知能能力に関する因子分析的研究によって見つけ出された、操作、所産、内容ま3つの次元から成るモデル。第1次元は、処理すべき情報の種類で、図形、記号、言語など。第2次元は情報に加える真理的な操作で、認知、集中的思考、拡散的思考など。第3次元は、情報の処理によって得られる所産で、単位、類、関係、体系など。これらの組み合わせにより、120の知能因子が仮定できるが、現在までに約80種類が確認されている。スゲー…。

■集中的思考、拡散的思考(Converdent Thinking and Divergent Thinking)

 上記のモデルのうち、第2次元に属するもの。集中的思考は、課題のただひとつの正解、目標に到達しようとする際にはたらく思考で、ビネーウェクスラーの検査はこれを対象としている。
 対して、拡散的思考とは自由なアイデアを生み出したり、さまざまな可能性について考えたりする思考で、創造的思考とも呼ばれる。

■ビネー・シモン検査→ビネーの項へ。



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