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  アイゼンク  


Eysenck,H.J.1916−

 因子分析による、性格特性の抽出を行った代表的学者。先行していた研究者、キャッテルの因子分析はあまりにも無作為すぎるとして、最初から抽出すべきパーソナリティを規定し、(「外向−内向」、「神経症的傾向」の2次元)このパーソナリティを判断するに最も適切と思われる因子を探して「モーズレイ人格目録」というものをつくった。

 人の性格には様々な特性要因があり、それらをイチイチ細かく上げていくと、普遍的な法則なんか導きだせなくなってしまう。そこで、それらの細かい因子の中で、似通ったものを大きなまとまりにしてしまおう! と、いうので使われるのが因子分析。心理統計ではよく出てくる方法。



【関連研究】


■モーズレイ人格目録(MPI)

 類型論の一種。「これこれこういう因子を持ってる人は、こういう性格特性ですよ」と、いうことを言いたかったらしい。もちろん、この研究が成功していれば、個人のパーソナリティを構成する因子が分かったことになり、人の性格を単純化できていたわけなのだが…
 1/抽出された因子が果たして本当に人間の本来持っている要素を反映していたのかどうか
 2/意味不明な、予定外の因子が発見されたときはどうすればいいのか
 3/あらかじめ想定されていない(検出するつもりのない)因子については全くノーマークである
  …等の問題点があり、結局のところ、そう簡単に人の性格を規定することは出来ないのであった。

 まーそれでも、なんか現在でもひたすら因子分析による性格特性とか…やらされてる気が…しなくもない。



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