サイトTOP本館TOPコンテンツTOP

  キャッテル  


Cattell,R,B.1905−

 ヴントのもとに留学していた、アメリカ人学者。

 特性論に関して、オルポートの因子分析をさらに進め、対を成す54コのクラスターを形成した。これは、全く異なるように見える特性が実はひとつの要素のオモテ・ウラである、とする考え方で、このクラスターの中ではクレッチマーの上げた2つの類型も一次元の両極として挙げられている。(クレッチマーはこれを認めなかった。)
 キャッテルは、この因子分析から16パーソナリティ因子質問用紙を作り出し、人の特性を知ろうとした。

 オルポートは、共通特性と独自特性という2つの種類を考えたのに対し、彼は体質的特性(遺伝的なもの)と、環境的特性(環境によってつくられるもの)を想定した。

 なお、彼はゴールトンのあとを継いで知能検査(メンタル・テスト)を作る研究を行っているが、これは、知覚をあまりにも細分化しすぎて具体的な課題に欠け、成功しなかったようだ。


【関連研究】


■オルポート、クレッチマー、アイゼンクの項を確認のこと。


50音順インデックスへ   系統別インデックスへ   年表へ