はじめに


「自然界のすべての生き物には、それぞれの精霊が宿っている。」
…と、いう神話があります。

それは、かつて人が、自分たちを取り囲む世界と語らえた時代の
過ぎ去りし記憶なのでしょうか。

それとも、ただ人が、
彼らの声を聞く余裕を無くしてしまっただけなのでしょうか。

ケルトの神々が小さな妖精に変わっていったように、
もしかしたら、今でも何処かに
風とともに歌う見えない存在がひっそり生き続けているかもしれません。

もしもあなたが、この呪文書を手にしたなら、…そして何かを得たなら、
過ぎ行く道の片隅に生きる花々に、目をとめてみて下さい。
人には聞こえない声で歌いつづける、小さな生き物たちの声が
聞こえてくるかもしれません…。



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