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第九十五章

ヌウのパピルスより


 トトに近づくの章。印璽監督院の監督にして勝利を得たるヌウ曰く、

『我は雨と雷との力に恐怖を興ふる者なり。
 而して我は暴力の攻撃を大且つ聖なる貴女より逐斥く。
 我はシャアトの神の如く撲てり。
 而して我はアシュの神(ケベフトのこと?)の如く冷水の神酒を注げり。
 而して我は暴力の攻撃を逐斥するため、大且つ聖なる貴女のために働けり。
 我は雨と雷との力にて、トトの手にある小刀とともに、我、小刀をも発育せしめんとしたり』。


※シャアトの神…屠殺の神 だ、そうなんですが、そんなんいましったっけ。ヘリシェフとは違うんだろうか。
※書記官であり、いつもペンとパレットを持っているトト神が、どうして小刀を持っているのかは謎。雨と雷がどう関係するのかも謎…。
※トトは男なので「貴女」ではなく「貴方」のような気がするのだが…。


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