ヌウのパピルスより
人をして、下界に於いて記憶を持たしむるの章。
印璽監督員院の監督にして勝利を得たるヌウ、すなわち印璽監督院の監督アメンヘテプの子曰く、
「願わくば、我が名が大宮において我に与えられんことを。
また、願わくば、我が名が炎の家に於いて歳月を数え、月日を報ずる夜に我に与えられんことを。
我は聖なる者と供にあり。また、我は天の東側に座す。
もし、如何なる神にしても我に進み来るならば、我をして、ただちにその名を声明するを得せしめ給え。」
死んでしまっても、自分の名前を覚えていられますように、という内容ですかね。
死者の国の神様、私を、私の名前で呼んでくださいね、とも言ってますね。
分かりやすい。