構成・シナリオ/岡沢 秋/無限∞空間
シナリオとシステム、全体的な構成を担当しました。
三作目の構成は、二作めの「灰色の町の守護者」の後半シナリオを書いていた頃に作りました。エジプト全体を舞台にして、主要42都市を全部出して、さらに神様と人間両方を主人公にして神話と歴史ないまぜの世界を展開したら面白いだろうな、と。42+αも都市を作るだけでもアホなボリュームなわけで、作り始める時は覚悟を決めなきゃなぁと思ってた。何とか出来上がったのでほっとしてます…
このゲームの中で一番やりたかったのが、主人公二人の出会いシーンです。主人公を二人に分けたときから、一つのポイントになると思っていました。一番最初は砂嵐の夜に遭難して、洞窟で出会う展開だったんですが…砂嵐の季節と合わなかったので止めました^^; 結果どうなったかは… ゲーム内でのお楽しみ。
実は、あのシーンでは二人とも、お互いの正体に気づいてます。
アジールはうっすら察してるくらいだろうけど、メルは頭のいい子なので、町の名前を聞いて、剣の文字を見た時点で既に相手が誰なのか確信してる。だからラストシーンでもう一度出会ったときも、驚きはしない。でも立場上、知り合いの顔をするわけにいかないから、他人のふりをしてるんですね。
結局、争いごとを長引かせるのは肩書きとかタテマエとか上辺の問題に過ぎないんだと思うんですよ。
お互いの正体を知らずに出会った時は、簡単に友達になれた。正反対に見えて、実はどこか似ている二人が、そのことに気づくために必要な「前フリ」が、あのイベントだったと思います。そして、この物語のもう一組の主人公たち、セトとホルスも、…たぶん、正反対に見えて、どこか似ているんだと思う。ただ彼らは神様なので、人間のように、簡単に仲直りは出来ないのですが…。
という感じで、各キャラクターそれぞれに言葉に表れないちょっとした”思惑”みたいなものが設定されているのですが、…ゲームをプレイする中で何となく感じ取ってもらえたらな成功かな。と思ってます。
神様打ち上げ中。(大女優セクメト様に演技のダメ出しされるホルス、早速スタッフ弁当を食ってるセト とか。)
キャラドット/賢/九竜島紹介ページ(仮)
動物キャラ、植物、イベント用のオブジェクト作成を担当してくれました。
私事と重なって不本意にも途中退場となってしまいましたが、今回もいろいろ勉強になりました。
イメージイラスト・キャラクターデザイン/あやめゆうき/らいおんのためいき
神様グラ、キャラクターの顔グラ、オープニング/エンディングの風景画などを担当してくれました。
古代エジプト風RPG第三弾。
「萌え」要素のある(笑)、神様たっぷりなゲームということで、制作協力の話は、二つ返事で受けさせていただきました(むしろ立候補?)。
ところが、作業を続けていくにつれ、「本当に、私が描いてしまっていいのだろうか」と思う日も増えてきて…。
というのも、PRイラストに留まらず、神様の立ち絵といい、表情グラフィックといい、なんだか自分の絵が大きく出てしまって、イメージを決めている部分があるんじゃないかと思えてきたので…。
はじめ、本当は、岡沢さんの描かれた絵に、色をつけるのが仕事のはずでした。
でも、私の力量不足で、うまくデジタル化することができなくて。
結局、主線から何から、全部自分流に描かせて頂いちゃって……。
いちばん面倒で難しい、ポーズや構図、キャラの服装・装飾などは、ほとんど岡沢さんにしていただいたという……。
作成中、イメージと合わなかったり、ゲームに適切なものでなかったり、バランスがおかしかったり、……自分の未熟さがたくさん露呈してしまったのですが、スタッフの皆さんに支えてもらって…。お蔭様で、どうにか、ここまで来れました。
皆さん、本当にありがとうございます。
そういうわけで、約一年近く、迷惑をかけつつも、自分としては、得るものの多い作業でした。
岡沢さんの描かれる、エジプトの神々の、個性とその表現。
色の置き方。
自分で「萌え〜」とか思いながら(笑)、作業させていただきました。
こうして依頼されないと、自分からはまず描こうとしない風景画(苦手です)。
大したデザインではないですが、タイトル文字などのいじり方を学びましたし、何より、何もなければ月一枚描くか描かないかのペースなので、今までなかなか分かっていなかったphotoshopの機能について、少しずつ分かったり(今頃かい!)。
あれこれしつつ、何度か描き直すことがあっても、約一年の間、頑張って来れたのは、やっぱり、岡沢さんをはじめ、スタッフみんなが「いいものを作ってやる」の強い気持ちを失わなかったからだと思います。
だから、私も、とにかく自分にできる限り、一所懸命、描いてきました。
他のスタッフの努力を裏切らないように。それから、費やす時間に、後悔しない様に。
・・・さて。
私、ゲーム自体は、もともとやらない方ではないんですが、あんまりやり込んだり、量をこなせないもので…。この『双翼の大地』は、普通のRPGとはちょっと違った感じですよね?
軍の戦闘とかあるし、シュミレーションが苦手な私にできるのかと不安でしたが、うまく誘導してもらっちゃって、すぐ慣れちゃいました。
個人戦では得られない『気持ちよさ』がありますよね(笑)。
それから、町をうろうろしていて、ふと神様が出てくると、もう嬉しくって!
お気に入りは、ビジュアル的には、ウアジェト女神とテフネト様、ネクベト様、それと、トト様?
キャラ的には、バステト様やムト女神!
でもゲームをしていると、ホルス神が一番(よく出るから?)。微笑まれると、くらりときます(自分の絵なのに・笑)。
主人公は、基本、マジメなおかっぱ少年がツボなものですから、メルウェルびいきなんですが、アジールもなかなか…。ひねくれ家出少年が、ふと笑顔を見せると、きゅんときちゃいます(ッて、ツンデレに弱いのかな…?)。
なんて、個人的な話でした(笑)。
少しでもたくさんの方に、気持ちよく遊んでもらえますように。
それで、少しでも「エジプトいいかも」「○○神ステキ!」とか、思ってもらえると嬉しいな!
そう、思っています……。
2007.12 あやめゆうき
キャラクターアイコン・キャラクターグラフィック/招杜羅 伊舎那/風雲月露SPECIMEN
主要キャラクターの歩行グラフィック、アイコン、マップチップを担当してくれました。
こんにちは、有り難くも、皆勤賞です!と、言っても、今回、少しばかり遅刻したのですが(^^;)私にしては、かなり頑張れたなぁと、自画自賛。
今回も、前回同様、楽しく作業したのですが、この作品が、スタッフの皆さんと一緒に作業する最後の作品なんだなぁと、思うと、なんだか寂しい気持ちです。
ブログでは公開できなさそうな(ネタバレになりそうな)楽描きは、制作者用掲示板に、貼付けてみたり(※絵師さんの楽描き参照)当たり障りのない楽描きは、ブログにアップしたり、かなり楽しませて頂きました(^^)カウントダウン企画なども、やってたのですが、途中風邪をひいてしまい、自分自身が、ダウンしてしまったことも良い思い出…な、訳なく、かなり悔しかったり(TT)
アイコン作りも、初めて挑戦してみたのですが、意外に楽しくて、キャラドット作成の息抜きに、ちまちま作成しました。
大変だったのは、メルパパことメリスアンクのキャラドット。キャラデザとドットのイメージが、なかなか上手く結びつかず、かなり苦戦しました。少しでも、それらしく見えれば、幸いです。
ちなみに、女神さまは、ハトメヒトが、一番ヒットでした。あのグラデがっ!喋り方も、可愛いですし!!
もちろん、他の女神さまも、好きです!特にアジ側が、ヒット率高かったです。
テフネト様とか、かなりイイです。メロリ。
是非とも、ドット作成したかったなぁ…(時間的に、無理でした)
最後に、色々出しゃばったり、かと思えば、引っ込んだりして、とてつもなくマイペースで、迷惑かけましたが、参加出来て、とても楽しかったです!
デバック・システム補助/凪
デバックやシステムバランスについての意見をいただきました。
オファー貰って参加したヒトが多い中、自らオファー出して参加しました(^^;
前回途中退場した、前科者を快く迎えてくれた、岡沢さんに感謝です。
テストプレイでは、どこまでシナリオ無視できるか?!同盟都市無しで最終決戦突入!!…とか鬼畜プレイに挑戦したりしていたので、それ系の動きはできませんよ〜プレイヤーの皆さん♪(いるのか?)
頑張りすぎて、ゲームのバグではなく、ツクールのバグ見つけたりしたのもいい思い出…(´∇`)
二人の主人公。メルウェルも好きですが、アジールは…大好きです!!
なので、テストプレイもアジール編の方がやってる回数多い…(^^;
一番の、お気に入りのエピソードは、ラー・イヤーブその後。男の友情!!な話に弱いので。あれは、やりながら、ニヤついてました。
各町ごとに、ホロリとさせられる要素が満点のゲームですので、みなさんも、自分だけのお気に入りを見つけてください。
テストプレイヤーで参加しているにも関らず、色んなトコに首を突っ込み、あやめさんの素敵絵に、色こっちが好いーとか我侭言ったり。町が広すぎると、岡沢さんに文句言ったり。セーブポイント増やして欲しいと、岡沢さんにお願いしたり。戦闘画面の構成に…
…って、思い返してみると、手を出さないくせに、色々、無茶言ってましたね…(・_・;)
参加できて、とても楽しかったです。皆さん、一年間お疲れ様でした。
デバック・システム補助/メリル
デバックやシステムバランスについての意見をいただきました。
募集を見かけて参加させていただきました。
記事などを投稿する時はこれで大丈夫かな、伝わるかな、と毎回どきどきしてましたが、無事に終わって一安心。
本編が気になるからと少ない都市だけを巡って月日を進めるのも一つの手ですが、貯まった収入で貢物を一気に購入して神様に貢ぐというプレイをしていた身としては隠れ都市を含めた全都市同盟クリアをお勧めしたいです。
交易所があって本当に良かった…(しみじみ。
フィールドアイコン/仁史
フィールドマップ上のオブジェクト作成、デバックを担当していただきました。
こんにちは。募集を見て3作目から参加させていただいた者です。実は参加した動機は1作目と2作目をプレイして気に入ったので3作目はいち早くプレイしたいという不純なものでした。
一応、意気込んで参加表明したのですが、担当のフィールドアイコンではあまり役立たず、結局デバッガー要員と化してました。そのデバッグもしばらく抜けてたりと結構いい加減な参加要員でした。
それでも暖かく迎えてくださった、管理人様、他製作者の方々には感謝しております。
<2008/1/7でコメント締め切り。コメント落とした人は各自サイトで何か呟いてくれるかもシレナイ
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