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ウラエウス Uraeus(仏語:Uraeus/uraei)

古代名:イアールトorウレリト/ギリシア名:ウライオス/別称・別綴り:ウラエウス(ラテン語)
性別:女性


――――炎なす守護女神

主な称号

主な信仰
古代名「イアールト」は、怒りに燃えて「立ち上がるもの」を意味するとされる。おめめキラキラ。これを額につけるよ
王家の守護として帽子や冠の飾り、または首飾りなどによく表されている、コブラ姿の女神。
王や神の額飾りとなることでアポトロパイック(魔除け)となる他、杖やベルトなど装飾品の一部として用いられること多数。怒れるときの彼女は翼を持ち、凶暴な毒蛇と化すが、香を焚いて歌うと鎮まるという。(…蛇使いは、そのようにしてコブラを鎮めたのであろう。)

ウラエウスという名は、そういう名前の女神がいるというよりは王を守護する蛇女神たちの集合名と考えたほうがニュアンスが近い。蛇女神は別名として「ウラエウス」を名乗ることがあるためだ。

神話上では、太陽の発するエネルギーより発生した神とされ、何者にも防ぐことの出来ない破壊的な力を持ち、資格をもたずに触れようとする者を無に帰すという。強烈な毒と素早い攻撃を得意とし、敵に回すと厄介だが、味方につけるとこの上なく心強い、実際のコブラの性格を反映させた属性の神様になっている。


●同じ姿で表現される女神「ネチェル・アンク(Netjer-Ankh)」

ツタンカーメン墓から見つかったヘビ女神の像にネチェル・アンクという名前がついている。冥界の門を守る女神の一柱だが、なぜこの女神がわざわざピックアップして像を作られたのかはよく分からない。固有名詞ではなく一般的な単語を繋いだ特徴のない名前からしても、姿からしてもウラエウスの一部/分身のような存在と思われるのでここに分類。


神話
・単独で登場する神話は無いが、あらゆる蛇女神たちとの関係がある

聖域

DATA

・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―ウアジェトなど蛇の姿をとる女神たち
・神聖動物―コブラ
・装備品―



【Index】