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タテネン Tatjenen

古代名:タ・セネン/ギリシア名;タテネン/別称・別綴り:ヘンティ・テネント、テネン(省略形)
性別:男性


――――原初の水より立ち上がる丘

主な称号
永遠の限界を持つ古きもの、時のはじまりに居たもの、神々の父

主な信仰
原初の水・ヌンより生まれた最初の大地、「原初の丘」の神格化。天地創造の時代に生まれた原初の神々の一人だが、何も創造しなかったので神話上は「単に古い神」。

地下世界に住むあらゆる生き物と、地下世界の産物である鉱物、地下から地上への恵みである農作物などは、すべてタテネンの管理下にある。

その名、タ・セネンは、"大地(タ)を目覚めさせる(セネン)もの"を意味し、その名は、一年のはじまりに、大地を目覚めさせ再び緑を芽生えさせるという意味でもあり、世界が滅びた後、再び世界を再生させるという意味でもある。
世界が滅びた暁には、時の主人としてオグドアドを管理するトト神とともに、八柱の神々を目覚めさせる役割を持つ。
つまりタテネンは、世界がいちど滅びた後、真の創世神となれるのだ。

主にヘルモポリス系の神話に属するが、同じく地下世界の神であるプタハとの相性がよく、メンフィスで崇められた。
ちなみに、ヘリオポリス系の神話には姿を見せない。

神話
・神話上の役割は、ほとんど無い。原初の神だというのに、扱いがぞんざい…?
・地下の神といっても、葬祭の神としての役割は持たない。
・中王国時代より前の信仰の形跡がないが、古王国時代にメンフィスで崇められたケンティ・チェネネトという名の神が、タテネンと同一かもしれない。

聖域
メンフィス、ヘルモポリス

DATA

・所有色―黒、緑
・所有元素―土
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―雄羊
・装備品―


【Index】