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レネヌテト Renenutet(仏語:Renenoutet)

古代名:レネネウテト/ギリシア名:テルムティス、ヘルムティス、セコノピス、アンコイス/別称・別綴り:-
性別:女性


――――死者を守護する母なる蛇

主な称号
肥沃な土地の女主人、養う乳母、運命の腕(かいな)

主な信仰レネヌテト
コブラの姿をとる女性。
コブラといえば戦う蛇、守護者という女神が多いのだが、この蛇はもともと豊穣神で、地中に眠る種子たちの「乳母」である。太陽神の魂の化身であるヘプリや、穀物の神ネペルの乳母を務めることがあり、「死せる太陽の守護者」とも呼ばれる。

新たな生にむけて眠っている――つまり「死」の状態にあるものの守護者である彼女は、運命を決める神々、ハトホル、シャイ、ネレレトなどとの関係も深かった。また、彼女は、王の守護者でもあり、新王国時代には誕生を守護する女神、メスケネトなどとも結び付けられた。
死後、王の体を覆う亜麻布の守護者ともされていた。

穀物を守るという側面から、レネヌテトは主に民衆の信仰を集め、家庭の神、田畑の女神として崇められていたようだ。


神話


聖域
デルタの多くの都市。
ファイユーム、テーベ、アビドス、メンフィスなど

DATA

・所有色―緑、黄、赤
・所有元素―土、水、火
・参加ユニット―家族なし。協力者、多数。豊穣三柱神<セベク・ホルス・レネヌテト>(ファイユーム地方限定)
・同一化―ウアジェト
・神聖動物―コブラ
・装備品―


【Index】