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メケンティ・イルティ --

古代名:(ホル)・メケンティ・イルティ/ギリシア名:-/別称・別綴り:ホル・メヘンティ・イルティ、ウル(Ur)
性別:男性


――――空に二つの輝き持つ宇宙神

主な称号

主な信仰
ホルス神の一形態。レトポリスの神。
元はウルと呼ばれる宇宙神だったようだが、ホルス神と習合して、この形になった…らしい。
ホル・メケンティ・イルティ とは、「額に二つの目があるもの」を意味する。
額といいますか、実際は顔です。顔に二つの目があるってことです。
「は? 当たり前じゃーん?」…そこ。神様にツッコまない。神様なので二つの目とは、空に浮かぶ二つの輝き、「月」と「太陽」。そう、ホルス神の目は月と太陽。

太陽と月はウルの瞳で、その状態によって、この神の呼び名は変わる。
宇宙=空には、月と太陽という二つの「瞳」が浮かぶ。これら天体が両方空にある時は「メケンティ・イルティ(額に二つの目を持つもの)」。無い時は「メケンティ・エン・イルティ(瞳の無いもの)」である。

彼の目が、傷ついたり癒されたり(月は満ち欠けするから)ことから、この神は盲目や眼病の治癒神となった。
また、古代エジプトでは音楽(音符)は宇宙の秩序と関係づけられていたため、音楽の神という属性もあった。
…ちなみに、楽師の神、というのは、単に「楽師は盲人がなる職業だったから」という説もある。
なんで盲人が楽師なの? と思ったアナタは、琵琶法師を想像してくらはい。

太陽神ラーや、鷹神ホルスの両目も太陽と月に喩えられることが多く、エジプトの神々の「視力」は、少なからず空にある光と関係していたようだ。

ホルスの眼、ウジャトの信仰へと繋がっていくことから、ホルス(ことに大ホルス)との関係が深い。
また、音楽の神としては、リラの発明者で音楽の記録者、トト神と関係を持つ。

神話


聖域

DATA

・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―


【Index】