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ケベフト(ケベフウェト) Khebhut,Kebehut,Qébéhout,Kabehchet,Kebehwet

古代名:ケベフト/ギリシア名:-/別称・別綴り:-
性別:女性


――――清めの冷水

主な称号

主な信仰
アヌビスとその妻インプトの娘。綴りでは「ケベ=フゥト」で、冷水を指している。ピラミッド・テキストでは「ファラオを清める天の蛇」という表現がされていることから、名前をケベフ=天に結び付ける向きもあったが、おそらく後付けの、エジプト人お得意の語呂合わせだと思われる。

名前の意味である冷水とは、死者の身を清める水のことで、そのためミイラづくりの神アヌビスの娘とされる。かつてはこの冷水をお神酒と解釈する説もあったが、現在では主流から外れており、「清浄な水」と解釈する。
ヘリオポリス神話においては、太陽神の再生・復活の際、その身を洗い清める役目にあったが、オシリス神話とヘリオポリス神話の融合により、ケベフトの役目はホルス・トトの二柱神に移った。

神話
・亡き王の心臓を4つのネムセト壷からの清浄な水で清める。
ケベフトはより古い時代の信仰の存在のため、新しい時代になってくると死者の清めの場にはトトとホルスだけが出て来て、彼女の姿は出てこないことが多い。

聖域

DATA

・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―死者の清め三柱神<アヌビス、インプト、ケベフト>
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―



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