サイトTOP .. 別館TOP .. コーナーTOP

ケンティ・チェネネト Khenty-tjenenet

古代名:ケンティ・チェネネト/ギリシア名:-/別称・別綴り:-
性別:男性


――――オシリス信仰とともに出現する大地の神

主な称号

主な信仰
おそらく北サッカラを中心とした地域で信仰されたローカルな神。オシリス神の神名が最初に登場するのは第5王朝(それまでのピラミッドなどには文字が書かれていない)なのだが、同時期に登場するようになるため、何か関連性があるのではとされている。
名前の意味は「チェネネトの先頭に立つもの」「高きところの第一人者」。
主に古王国時代、第5・第6王朝の貴族墓から信仰の痕跡が見つかる神で、「ケンティ・チェネネト神のしもべ」を意味する肩書きを持つ人物が複数見つかっており、人物名としても「イレト・ケンティ・チェネネト」など使われている事例がある。
下の図は墓の偽扉に記された故人の名前と肩書き。この神自体の姿は記されていない。



プタハ神の一部または別名とする説を採用する学者もいるが、登場時の状況からするともともと独立した神で、第5-6王朝のアブシールと北サッカラの墓地から信仰の証拠が見つかっているため、この辺りが信仰の中心地だったと思われる。
タテネン神との結びつきがあるため、プタハ神とタテネン神が習合してプタハ・タテネンとなった際に吸収されている可能性がある。
似た神にケンティ・メデフェトがいる。


神話


聖域

DATA

・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―


【Index】