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中王国時代 第13王朝

アイ(アヤ)

在位年代;前??? −???年
誕生名;アイ(アヤ)
即位名;メルネフェルウラー(美しきはラーの願望)
治世;23年

王朝の首都;イチイタウィ→テーベ?  
埋葬地; メンフィス近郊のピラミッド
出身地; おそらくイテイタウィ

家族構成;  妻/インニ? 息子/インイ1世? 娘/レディテネス?

ほとんどが共同統治のみか短期間のみの在位の王の中、第13王朝では例外的に治世は長かった。

おそらくこの王の時代付近に、第14王朝が成立して第13王朝の支配者たちはエジプト北部を失っている。
また同時に南のヌビアからも撤退し、ヌビア王朝が誕生するきっかけを作った。

北部エジプトを支配出来ていたと確認できる第13王朝さいごの王。
第二中間期に突入する前のエジプト統一王朝の最後の王とされ、この王の時代の末期、または終了後にエジプトの官僚体制が崩壊したと考えられている。
そのため、この王以降を第二中間期と分類する学者もいる。

ただ、この王より前に北部エジプトの独立が開始されていたとする説や、この王以前にも北部に影響を維持していた王が確認できるとする説もあるため、正確には「よく判らない」という感じになる。支配領域が混乱していたことだけは事実。

メンフィスの近郊に小規模なピラミッドを作ったようで、ピラミディオンが残されているが、本体は破壊されて残っていない。


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